なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は私立入試の特集記事です。
私立入試の状況check!
千葉県内房エリアの私立高校の志願状況(=出願者の人数)について、今年も特集します。
志願者総数は49,414人、昨年度より2,278人減りました。
きたわね、少子化。
昨年度比で、県内私立高校全体で約4.4%の減ということになります。ですから、この値よりも上であれば「人気校である」「受験生集めに成功した」と考えてよいでしょう。
さて、内房エリアのお話です。
君津市の生徒に縁の深い、
木更津総合
志学館
拓大紅陵
市原望洋
翔凛
についてまとめました。
コチラの表をご覧ください。

えぇッ。木更津総合がまた今年も出願者数を増やしましたよ。これで6年連続で 増 となりました。内房エリア、中3生がどんどん減っていってるのに。いったいどうなってるんでしょうか。
私が他校の校長だったら、木総合に頼み込んで、入試担当職員を研修に行かせますね笑
もう1校目をひくのは、東海大付属市原望洋でしょう。2年前の入試では一気に100人も受験生が減ってしまい心配したものでしたが、どうやら底を打ったようです。HPの「市原望洋高校が変わりました」の文言に魅力を感じる受験生がいたのでしょうか。
望洋高校についての特集記事はコチラ
県内私立高校全体で約4.4%の減ですが、郡部(=田舎)である内房エリアの受験生はもっと減っているかもしれません。翔凛(-11.5%)・紅陵(-10.9%)・志学館(-9.4%)の3校のデータがそれを物語っています。
そう考えると、やはり木総合の圧倒的な人気にあらためて驚かされますね
木更津総合に受験生が集まっていることを考えると、おそらく今年も公立入試を回避して私立単願にした受験生がかなりいるんじゃないでしょうか。
2020年に始まった「私立高校授業料の実質無償化」制度の前の時代なら、
本命 県立●●高校
抑え 木更津総合
なんて人が多かったんですが、令和の時代は変わりました。私立高校進学の経済的な敷居が下がったからか、それとも2月末まで受験勉強を続けるのを嫌がっているのか、
本命 木更津総合
と地元私立を1校だけしか受験しない人が増えています。きっと今年もこの傾向が続いてるんじゃないかなぁ。
公立高校、冬の時代。
月末には、公立入試についての資料が公表されるはず。どんな数字が並ぶでしょうか。
最後に予言めいたことを2つ書き残しておしまいにしようと思います。
【この冬起こりそうなこと】第9学区の公立入試、今年も定員割れ校が多く出る
【来年の冬に起こりそうなこと】木更津総合が、学校長推薦の基準を上げる
※すでに県北の私立高校は、オール「3」ではOKを出さないようになっているところが増えているとか……
以上、地元私立高校の特集でした。学事課のサイトはコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント