計算ミスはちょっとした工夫で防げます

学習のお話
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。 

計算についてのお話、リライトです。
 
 
 

筆算は最後の手段

数学や理科はもちろん、社会のテストでも、

短い時間で
正確な計算

を要求される場面があります。
 

ありますね

 
やり方はわかってるから、バッチリ解けたつもりでも、
 

え、バツ!?

 
計算でミスしてたみたい。

その単元の学習内容は理解できてるのに、計算ミスのせいでテストの得点が伸びない。
 

あるあるですな。

もったいない。

特 に 筆 算 と か ね。
 
 

ちょっとした工夫をすると、

短い時間で
ミスなく

答えが求められるんですよ。
 
 
 

例.1年理科「密度」

問.質量 25.2g、体積4.5cm³の物体の密度を求めなさい。
 

答えを求めるための式は、

 25.2g ÷ 4.5㎤
 

ここまでは大丈夫ですよね。

さて、これをどうやれば、

短い時間で
ミスなく

計算できるでしょうか。
 
 
 

問.25.2÷4.5を計算しなさい。
 

あなたなら、どうやって計算しますか。

……筆算?

いきなり筆算?
 

それ、やめた方がいいです。
 
 

よろしいですか、 

筆算は最終手段です。

もう筆算以外できる手段がないときに、「あぁ、もう、しょうがない!」と選ぶ手段なんです。

できれば使わずにすませるべき。

できるだけ筆算は避けた方がいい
 
 

理由はカンタン、計算ミスをしてしまう可能性が非常に高いから。 

筆算は、掛け算や引き算を次から次に連続してこなします。数字を書く量もとても多く、一連の作業はかなり面倒です。しかも、そのすべてをノーミスでこなす必要があります。 

事故りやすいんですよ。
 
 

大事なのでもう一度。

できるだけ筆算は避けた方がいい
 
 
 

面倒な計算を避けるために、ちょっとした工夫をしましょう。
 

問題をもう一度。

問.25.2÷4.5を計算しなさい。
 

いきなり筆算するのではなく、まず分数で表してみるのがオススメ。
 

 
分母・分子に小数、うぅむ、気持ち悪いですね
 

ここでまたひと工夫。

分母・分子を 10倍しましょう。

すべて整数にするのです。
 

ケタを合わせて書くとミスが減ります

 
さあ、次は約分です。

約分のコツは、いっぺんに大きな数で割ろうと欲張らないこと。2や3など、小さな数で何度も約分していく方が、短い時間で終わるものです。

試してみてくださいね。

というわけで、まずは3で約分してみましょうか。
 

 
まだ3でいけますね。

もう一度。
 

 
もうできませんね。

はい、約分完了。
 

見てください、25.2÷4.5が、実にカンタンな分数になりましたよ。これなら暗算で(頭の中で筆算をして)、答えは 5.6 とわかりますね。
 
 
 

例.3年数学「平方根」

3年生になると、こんな計算も出てきます。
 

 
そこまでややこしい計算でもないので筆算してしまってもよいのですが、これもひと工夫するとラクにいけます。
 

分母・分子を整数にするために、1000倍する?
 

 
うーん、発想は間違っていないのですが、今回はかえって面倒になってしまいました。

やり直し。
 

 
ここでは、分母・分子を2倍するのがオススメ。
 

 
するとご覧のとおり、分母が 10 になるので、あとは分子の小数点を左に1つだけ動かしてやるだけで答えにたどりつけてしまうのです。

0.8944。

簡単でしょう?
 
 
 

確実に得点するためには、計算ミスは絶対に避けたいものです。

やみくもに筆算をするのはやめましょう。脳みそに負荷をかけずに、短い時間でササッと済ませるのです。

「何か工夫はできないかな?」と常に自分に問いかけてみてください。
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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