なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日はテストのお話。
2024年11月
さくらっ子の2学期期末テスト(または第3回定期テスト)を、
結果について
部活動について
出題範囲について
問題について
この4つのテーマでまとめます。
結果について
3年平均 440.8点
国語 82.5点
社会 89.0点
数学 89.8点
理科 92.0点
英語 87.5点
2年平均 414.7点
国語 82.3点
社会 77.3点
数学 88.0点
理科 80.7点
英語 86.3点
1年平均 457.0点
国語 86.5点
社会 97.0点
数学 87.0点
理科 93.5点
英語 93.0点
3年生、実質最後の定期テストでしっかり結果を出すことができました。
さぁ、受験勉強ですぞ。
2年生は、まだすべての結果が私の手元に来ていません。出し忘れてますよ。
個々の差が大きくなっていますが、それも伸びしろかな。
1年生は今回も5科計450点!
国語と数学の平均も90点台にのせたいですな。
5科計自己記録更新は2名(学年順位については判明次第更新)でした。おめでとうございます!
なお、今回のごほうび対象は、2名でした。
※さくら塾の定期テストのごほうび
いずれか1つに該当した人が対象
・100点満点獲得
・5科計475点以上獲得
・学年順位上位5%
※データを開示しているのは、塾をお探しの方にさくら塾のイメージをつかんでいただくためです
部活動について
今回の定期テスト、ある特定の部活動に所属していた生徒は、ひどく不利だったのをご存知でしょうか。
こんなスケジュールだったんです。
いや、これはおかしいって。
テスト直前の週末に大会やるな。
私が校長先生なら、そもそも大会への参加を許可しないですよ。だってテスト勉強する時間がとれなくなっちゃいますもん。
私が顧問の先生なら、他校の監督さんと協議して大会実施日を変更できないか探りますよ、無理なら不参加です。だって、この大会で活躍できても入試で有利になることはないけれど、テストで失敗したら入試で不利になっちゃいますから。
そもそも、この時期にどの中学校も定期テストをやるのは4月の時点でわかってるんだから、大会実施日を動かせばいいのに。
大会自体をナシにするのもいいと思いますよ。だって新人戦をやったばかりですから。
部活動が勉強を圧迫するなんて、時代錯誤もいいところです。
定期テストの実施回数について
今年度、とある地域の中学校から初めてさくらっ子が入りました。A中としましょう。
A中は近隣中学校とはシステムが異なるところがあるのですが、もっとも驚かされたのは定期テストの回数です。
定期テストが、年3回だけなんです。
各学期の期末テストしかやらないので、2学期の中間テストがないんです。比較するとこうなります。
定期テストが3回だけになるとどのような違いがあるのか、簡単にまとめてみますね。
先生方の目線だと、
○テスト作成の回数が減る
○クラスごとの授業進度調整の回数が減る
○成績処理の回数が減る
✗授業内容の定着が心配
✗11月の出題範囲が広くなりすぎてしまいテストが作りづらくなる
生徒目線だと、
○テスト勉強の回数が減る
✗ミスしたら取り返すのが大変
✗11月の出題範囲が広ーーい
となります。
進学塾のおじさんとして気になるのは、やはり「✗ミスしたら取り返すのが大変」ということ。
受験に使われるのは年間評定なので、それを決定づける定期テストの回数が減ってしまうと、生徒からすれば不利なんです。一度大失敗してしまうと挽回するのが非常に難しくなるからです。
できたらテストの回数は減らしてほしくないなぁ……。
ちなみに、twitterで見かけたのですが、他県にはこんな学校もあるそうです。
前期期末テストと後期期末テストだけ。年2回。
――ということは、3年生の年間評定の対象になるのは、9月のテストだけ(調査書を作成するのは12月なので)。
一発勝負!?
テスト直前の週末に熱でも出したら……いやぁ、想像するだけで震えちゃいますね。
テストの回数を減らす。
先生方のご負担を軽減するという狙いで、これからのトレンドになるのでしょうか。
出題範囲について
『定期テストの実施回数について』で、定期テストが3回だけになると、生徒は「✗11月の出題範囲が広ーーい」ので困ることになる、と書きました。
出題範囲が近隣の中学校の倍くらいになるわけです。テスト勉強、タイヘンですよ。投げ出しちゃう子もいるんじゃないでしょうか。
でもね、実際はそうはならなかったんです。「出題範囲表」を見て、目を疑いましたよ。
A中、近隣の中学校より、出題範囲が狭かったんです。
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なんでやねん。
※この件についての特集記事はコチラ
授業の進みが遅すぎる。
私がA中の教務主任の先生なら、「ねぇ、ちゃんと教科書指導終わるの?」って先生方ひとりひとり呼び出して詰めるかも笑
問題について
長くなっちゃったので、このお話は短めに。
3年数学、他県の定期テストを拝見する機会がありました。そう、twitterです笑
これがもう、とんでもなく難しくてですね、私は衝撃を受けましたよ。
同じ「定期テスト」という名前でも、地域によってこんなに違うものなのか。いろいろ思うことはありましたね。
3年さくらっ子に、ミニテストで紹介してみようかな。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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