なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
中学生向け、勉強のお話、リライト。
すきま時間も有効にね
お料理の世界では、野菜の端っこの部分や、こまぎれのお肉や、魚のアラさえも、捨てることなく上手に利用できる名人がいますね。
中学生のみなさんには、料理の名人ではなく、自学自習の名人になっていただきたい。
自学自習は自由時間がたっぷりあるときにしかできない、そう思い込んでる人はいませんか。
次の予定までに空いている時間、
「すきま時間」
「こまぎれ時間」
こやつを有効に使ってみませんか。
使える時間ごとに、「すきま時間」の勉強法をまとめてみました。
5分未満
家を出るまでにあと3分。
ほんのちょっとだけ時間がある。
こういう「すきま時間」にも、自学はできます。
英単語の暗記チェックや、
社会科の教科書読み込みなど、
サッと始められて、
サッと片付けられるものがオススメです。
健康で文化的な最低限度の…
机がない場所でもできますよ。
~15分
15分あれば勉強の幅は広がります。
問題を解く
↓
丸付け
↓
解き直し&覚え直し
というサイクルができるからです。
コツは、欲張りすぎないこと。
数学の図形なら、
✗ テキスト1ページ全部
○ 例題の確認&1問だけ
理科の問題演習なら、
✗ プリント1ページ全部
○ 大問1つ&教科書確認
塩酸……水素イオン……
15分なんてあっという間。
欲張っちゃダメです。
~30分
「すきま時間」が30分程あるなら、時間の使い方は3通り考えられます。
①5分未満の過ごし方を教科を変えていくつか組み合わせる
②15分の過ごし方を2教科やる
③15分の過ごし方を拡大する
③の具体例。
理科、教科書の「実験」について、
・使う実験器具をすべて思い出せるか
・なぜこの操作をするのか
・この実験での注意事項は何か
・この実験でわかることは何か
といったポイントを、じっくり時間をかけてチェックしていきます。頭の中で確認するもよし、実際に書き出すもよし。
思い出せなかったことがあるなら、それがあなたの「基礎・基本の穴(=まだ身についていないこと)」です。
教科書にマーキングしたり、メモを書き込んだりするのです。効果大。
まとめノート作りはNG。時間がかかるし、自己満足で終わる可能性大。
工夫次第
「予定になかった空き時間が突然できた」という嬉しいアクシデントは、結構起こるものです。
なぜか先生が教室に来ない……
三者面談が始まらない……
病院で名前が呼ばれない……
そんなちょっとした「すきま時間」も、あなたの工夫次第で自学タイムに早変わり!
「単語リスト」や「一問一答」をファイルから外して、小さく折りたたんでポケットに入れておくのもいいかもしれませんね。
「すきま時間」をうまく使えるようになりましょう。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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