【令和7年度入試】どういう基準で合格者を決めるのか、各公立高校が発表したよ②

千葉県の高校入試
この記事は約3分で読めます。

 
 
 
なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。 

昨日のお話の続きです。
 
 
 

第9学区の選抜・評価!

令和6年10月現在中3生のみなさんが来年2月に挑むのは、令和7年度入試です。令和7年度の入学生を選抜するための試験というわけですな。間違えないでね。
 
 

それでは特集を始めましょう。

昨日の特集記事は、上位校に絞ったものでしたが、今日は第9学区全体にスポットを当てます。
 
 
 

第9学区の公立高校

第9学区の公立高校について、それぞれの項目の配点、『調査書の加点』の有無など、一覧にまとめました。
 

コチラです。
 

 
君津商業は大きな変更ナシ。『調査書の加点』がとても大きく、『検査の得点』が100点もあることから、部活動絡みが非常に有利であると考えられます。

木更津東は、2日目の面接をやめて、自己表現に変更しました。「文章による自己表現」か「実技による自己表現」のどちらかを選択することになります。作文か部活動か、です。

君津園芸科は、個人面接の配点が84点とかなり大きいです。なぜ園芸科を志望するのか、入学後にどのようなことを学びたいのか、そういったことは必ず聞かれることでしょう。受験生1名-試験官3名。

君津青葉も大きな変更はありません。今年も10分間の個人面接が100点満点、第6の教科といえるでしょう。受験予定の人、ここは普通科ではありませんよ。どの系列を希望しますか。

袖ヶ浦は2段階選抜を導入します。2段階目は自己表現の得点を5倍にするそうなので、部活動で活躍できた人に有利な入試になるのでしょう。普通科も情コミュ科も変わりません。

京葉は大きな変更はありません。この学校も、部活動を学校活動の中心に据えていくようです。なぜに公立高校は部活動ばかりを推していくのでしょうか。

市原緑は、調査書の加点が、昨年度の30点から20点までに減らされました。ちなみに「部活動に3年間所属」したことも加点対象になるそうです。今どき珍しい評価基準ですね。

姉崎は、検査の得点が、昨年度の150点から90点(面接30点+自己表現60点)に減らされています。現高1のようすを見て、先生方がいろいろ思うところがあったのかもしれません。

市原八幡は大きな変更はナシ。検査が自己表現なので、部活動絡みが有利なのはよそといっしょです。こうなると、各公立高校の個性がほとんど見られなくなります。受検生からすれば選びづらいですな。 

市原は地域連携アクティブスクールなので、入試のシステムがやや異なります。資料をきっちり読み込むことを強くオススメします。2日目の検査の得点が、昨年度より20点増しの280点に変更されました。

天羽も地域連携アクティブスクール。2日目の検査は2つ。面接が200点と非常にウエイトが大きいです。そして、自己表現。スピーチ・作文・部活動の実技と3種類用意され、配点は100点です。 
 
 
 

……第9学区の公立高校って、部活動頑張りたい人を優遇しますってところばっかりですなぁ。特に、袖ヶ浦・京葉・市原緑・姉崎・市原八幡の5校は、あまり違いがないような。
 
 
 

おおまかな傾向

最後に、千葉県公立入試のおおまかな傾向について、短くまとめておきます。
 

◆大学進学実績の良い進学校
 →「内申点」の比重が小さい
  「調査書の加点」ナシ

◆すべての高校に好まれるのは
 → 休まず3年間通ってくれる生徒

◆すべての高校が嫌がるのは
 → 問題を起こしそうな生徒
 
 
 
 
 

以上、公立高校の選抜・評価方法についての2回目の特集記事でした。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

この記事についてのコメント

タイトルとURLをコピーしました