【2024】県総体にクラブチームはどれくらい出場したのかな

なまはげコラム
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なまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。

今日は部活動のお話。
 
 
 

クラブは何チーム?

7月末に、各競技の県総体が行われました。出場した選手のみなさん、お疲れさまでございました。熱中症にはかからず済みましたか?

さて、現在、日本全国で部活動の地域移行が進められています。今までは中学校からしか出場できなかった総体(総合体育大会)も、クラブチームから出ることが可能になりました。

令和6年度県総体、実際にはクラブチームはどれくらい出場していたのでしょうか。競技ごとに団体戦の結果をチェックしていきましょう。
 
 
 

サッカー

クラブチーム出場数;

優勝は木袖地区代表の暁星国際中。新人戦のチャンピオン校が秋・夏の連覇達成です。挑戦者たちを次々になぎ倒し、決勝戦も4-0の圧勝だったようです。おめでとうございます。
クラブチームの出場はなかったようです。来年は数チーム出てくると予想。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

野球

クラブチーム出場数;

このスポーツの競技人口が急速に減っているらしいと耳にしたことがあるのですが、どうやら事実のようです。トーナメント表によると、県大会なのに合同チームが3つもあります。10年前とはだいぶ変わりました。

なお、出場37校のうち唯一のクラブチームである『Team Challenge』は、木更津市にあるんだそうです。Instagramで検索してみてください。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

男子ソフトテニス

クラブチーム出場数;

君津地区代表の富津中が団体戦3位になり、関東大会に出場します。おめでとうございます。唯一出場したクラブチーム『Unite』はベスト8になっています。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

女子ソフトテニス

クラブチーム出場数;

団体戦を制したのは、この種目の2強である昭和学院と横芝中を連破した、クラブチームの『レペゼン千葉』です。とうとうクラブチームの時代になりましたか。
公式Twitterによると、「千葉県横芝光町を拠点とする⁡ ⁡地域移行に伴い発足した 中学生ソフトテニスクラブ」とのことですが――あれ?横芝中も横芝光町にあるよね?じゃぁ決勝戦は、横芝光町の町民対決だったってコト???

トーナメント表はコチラ
 
 
 

女子ソフトボール

クラブチーム出場数;

野球と同じように、部の存続が危うい学校の多いこの種目。32チームのうち、5チームが合同チームです。しかし、県内ではプレーヤーの数に地域ごとにかなりの偏りがあるようで、君津地区や木袖地区は出場校が1校ですが、船橋支部や印旛支部では4校も出ています。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

男子バスケットボール

クラブチーム出場数;

最近盛り上がっているらしいこの競技。合同チームの出場はありません。
クラブチームの名前もありませんね。
ちはら台南中が2年連続で優勝したのだそう。年度をまたぐということは、地域に強力なバスケ文化が根付いているのでしょうか。ひょっとしたら、もうクラブチームの活動も始まっているのかな。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

女子バスケットボール

クラブチーム出場数;

男子と傾向は同じです。合同チームなし、クラブチームなし。
昭和学院中が3年連続優勝だそうで。私立校が強化に本気を入れると、ちょっと手が付けられませんな。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

男女卓球

クラブチーム出場数;?

検索しても見つけられませんでした。残念。
この競技、強い選手は街の卓球センターに通ってることが多いんですよね。このあたりだと、木更津や袖ヶ浦の卓センが有名ですな。ですから、県大会にも、中学校からではなく卓センから出場することを選んだ人も結構いたのではないかと思うんですよ。データを見たかったなぁ。

トーナメント表は見つからず
 
 
 

男女バドミントン

クラブチーム出場数;?

バドもダメでした。検索失敗。
この競技も、小学生時代からやってた子が無双する競技なので、街のクラブチームから出場している選手が少なくなかったはず。

トーナメント表は見つからず
 
 
 

男子バレーボール

クラブチーム出場数;

関東大会出場を決めた4チームの中に、クラブチーム『AEGIS』が入っています。来年はもっとクラブチームが増えるのでしょうか。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

女子バレーボール

クラブチーム出場数;

32チーム中、クラブチームが6もありますよ。ほかに比べると多いですねぇ。この競技は部活動の地域移行が進んでいる、ということなのでしょうか。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

男子剣道

クラブチーム出場数;

団体戦出場校が46もあります、多すぎませんかコレ!? 会場を4カ所に分散して行われたようです。街の道場から出場する、というケースがあるかと思いましたが、今年はなかったようです。意外だなぁ。

トーナメント表はコチラから
 
 
 

女子剣道

クラブチーム出場数;?

んー、「女子団体結果」をクリックすると、女子個人戦のページに飛んでしまいます。団体戦の結果は謎。

トーナメント表はリンクミス
 
 
 

男子柔道

クラブチーム出場数;

お、街の道場から出場しているチームが6つもありますよ。きっと来年以降、もっと増えるんでしょうね。

トーナメント表はコチラ
 
 
 

女子柔道

クラブチーム出場数;

女子柔道はさらに多いな、7チームか。中学校からは25チーム。まだ中学校チームの方が3倍以上多いですが、何年後に逆転するんでしょうか。

トーナメント表はコチラ
 
 
 
 
 

ふーむ。

クラブチームへの移行はどの程度進んでいるんだろうという素朴な疑問からこの特集を始めたのですが、24年度はまだまだ道半ばというところですな。

文科省は「部活動の地域移行は25年度末までに」と旗を振ってきましたが、肝心の受け皿(地域のクラブチーム)が見つからないところが多くあることから、「25年度末という達成目標にこだわりません」とトーンダウンしています。

部活動の地域移行は、その進み具合に地域差が大きく表れることになりそうです。おそらく、都市部は順調に進み、郡部は遅れるでしょう。指導者にしろ選手にしろ、人数が違いますからね。
 
 

今回の特集とはズレてしまいますが、県大会の団体戦の出場チーム、多すぎません? 熱中症対策の観点から、県大会自体を短時間でやるべきだと思うのですよ。

16チームくらいでいいんじゃないでしょうか。それでも優勝するまでに4試合もしなくちゃいけないので熱中症が心配ですけど。
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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