なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
千葉県公立入試のお話です。
変更あるかな……?
2024年7月現在、中学3年生であるみなさん。冬の入試は「令和7年度入試」といいますね。県教委が、令和7年度入試の情報をまた1つ発表しましたよ。
学力検査の実施教科及び出題方針等について、以下のとおり決定しました
学力検査の実施教科及び出題方針。
公立入試初日の国・数・英、
そして2日目の理・社、
これら5教科のペーパーテストでどんな問題を出題するつもりなのか、ってことですね。
まず、現高1の代の入試、令和6年度入試の画像をご覧ください。
次に、現中3生のみなさんの令和7年度入試についての画像です。
2枚の画像、ちょっとだけ変更されてるんですけど、それが何かわかりますか?
えッ!?
ナンダロ???
間違い探し、
制限時間は60秒、
よーいスタート!
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それでは正解の発表です。
気がついたでしょうか。
変更されたのは、見出しです。
「実施教科及び出題方針について」という文言(もんごん)が、「学力検査の実施教科及び出題方針について」に変わりました。
そ、それだけ?
ふえぇ……
そう、変更されてるのはそれだけなんです。
つまり、5教科の出題方針に変更はないということ。もう一歩踏み込んで言うなら、
国語の聞き取り検査もあるし、
国語の作文もあるし、
数学の作図もあるし、
英語のリスニングもあるし、
みなさんが復習確認テストで経験しているあのまんまの形で入試が行われますよ、ということです。
余談1
現中3生の入試から、国語の聞き取り検査がなくなる――そんな話を確定事項のように流してる人がいたので、実は私なまおじは、県教委に電話して直接質問し、「変更ナシ」と教えていただいておりました。県教委の某先生、あのときはありがとうございました。
余談2
それはそれとして、国語の聞き取り検査はなくした方がいいと思っています。受検生の時間が足りなくなり国語の平均点が伸びなくなっている原因の1つですし、何より聞くことを得意にしていない生徒(そういう特性を持っている子もいます、授業より自学で伸びていくタイプ)が不利になるので。
余談3
あとね、国語の作文もやめるべきだとも思ってます。採点がタイヘンだからです。いくら綿密に打ち合わせして採点基準を設定しても、それでも困ってしまう文はたくさん出てきてしまうもの。どうしたって採点に時間がかかってしまい、高校の国語科の先生方の負担は大きくなってしまいます。作文がどうしても必要な高校は2日目の『学校設定検査』でやればいいのです。
はい、まとめ。
2024年7月現在、中学3年生であるみなさんの入試は、昨年度までと出題方針は変わりません。
県教委のサイトはコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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