なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は数学のお話、リライトです。
計算をなめちゃダメ
1学期の定期テストでは、数学の出題はほとんどが計算問題です。
1年 正の数負の数
文字式
2年 文字式の計算
文字について解く
3年 展開&因数分解
平方根
しかし、中学生は、計算問題を軽く考えている人が多いんですよね。文章題や関数だと身構えるのに、計算問題はなめてかかるというか。
それ、良くないですよ。
計算はなめちゃダメ。
ミスした「だけ」?
このブログを読んでいる中学生のみなさん、今回のテスト、数学の得点はいかがでしたか?
イマイチだったあなた、その原因は?
違うの
ホントはできるの
計算ミスしちゃっただけ
なんて考えてませんか?
ミスした「だけ」、
単なる「ケアレス」ミス、
「たいしたことはない」。
なめてますね。
計算を軽くみてますね。
今のままだと、2学期のテストはもっと点数が下がることを覚悟してください。
2学期の数学
計算の学習を終えた2学期以降は、文章題や関数や図形を学んでいきます。
どの単元も、計算はメインではなくなります。しかし、計算が正確にできなくてもよい、というわけではありません。
文章題、
式は立てられた、
あとは計算するだけ。
関数、
解き方はわかってる、
あとは計算するだけ。
どの単元も、最後は計算なんです。
計算がしっかりできないと、正解にたどり着けないんです。
苦手科目に
「計算ミスしただけ」などと軽く考えている人は、「計算をなんとかしなくちゃ」という危機感を抱いてないでしょ。
2学期の数学はこうなりますよ。
授業内容は理解できる
↓
でも計算が不安定
↓
正解にたどりつけない
↓
テストの点数が伸びない
↓
自信がなくなる
↓
学習意欲の低下
この流れはマズイです。
苦手科目の誕生です。
テストを受けるたびに低空飛行。
思い描いていた進路が少しずつ狭くなるし、未来への扉がどんどん閉まっていってしまいます。
2学期の点数は
ピンとこない人へ。
具体的な数字を出しますね。
計算力が不十分なままだと2学期の点数は1学期の八掛けになる、と考えてください。八掛けってわかるかな。0.8を掛け算するってことですね。
80点 → 80×0.8=64点
70点 → 70×0.8=56点
60点 → 60×0.8=48点
2学期の2回めの定期テストが終わった11月末に成績表を見て、「八掛け」って大げさじゃなかったんだなぁ……と実感する人も少なくないはず。
1年生のみなさん。
みなさんの1学期の数学は、結果をさらに厳しく見る必要がありますよ。
1年2学期から先の数学は、すべて1学期内容がカンペキにできる前提で積み上がっていくからです。
自分の数学の点数、覚えていますね? 90点以上ならOKです。そうでない人はコチラ。
90点未満 → 夏休みがんばろう
80点未満 → 特別な対策が必要
※80点未満の人は、学校の数学の先生に「夏休みにどのような勉強をするべきか、具体的な方法を教えて下さい」と相談することをオススメします。
あくまでも私の経験上のお話ですが、これが内房エリアのリアルです。
この夏がチャンス
2学期がピンチ?
それはマズイ!
だったら、
この夏に最優先ですべきことは?
そう、
徹底した計算練習、
これしかありません。
今回の数学の点数がイマイチだったあなた、「なぜテストで計算ミスを連発してしまうのか?」と真剣に考えたことがありますか?
原因は、いたってシンプルなんです。
そうです、解いてきた問題の量が不足しているからですよ。
これは部活動に似てますね。
「なぜ試合でミスを連発しちゃうのか?」って考えたことのある人、多いでしょう。緊張しすぎという理由もあるかもしれませんが、いちばん大きな原因は、やってきた練習の量が不足しているから、じゃないかな。
なんとかしなくちゃと本気で考えるのなら、もっともっとたくさんの問題に挑戦して、バリバリとそして丁寧に計算しなくちゃダメ。
とてもシンプルなお話なのですが、たいていの人は面倒臭がって、「たくさんの計算問題を丁寧に解く」ことを嫌がるんですよ。
そこで差がつくんです。
中学卒業後の進路を、自分の将来を、自分で狭くしちゃってるんです。
やらなきゃ。
丁寧に、たくさんの問題を解かなきゃ。
数学がイマイチだった中学生のみなさん、この7月・8月がチャンスですよ。夏のうちに、計算問題と本気で向き合ってください。
2学期が始まってしまったら、毎日が忙しすぎて、計算問題に多くの時間をあてることができなくなってしまうんです(2・3年生ならわかりますよね。新人戦・校外学習・定期テスト・合唱などなど……)。
この夏がチャンスなんです。
たくさんの問題を、
丁寧に
解きまくるのです。
コツコツと努力を積み重ねることができたら、きっと2学期以降の数学の得点が変わってきますよ。
最後に大事なアドバイスを。
計算の途中ですが、なるべく暗算でやるのではなく、適切な途中式を書くようにしましょう。
適切な途中式は、スポーツの「正しいフォーム」のようなもの。正しいフォームが身についていれば、ミスはぐっと減るでしょ?
途中式は本当に大事ですよ。
※答えが合っていれば暗算でもいいじゃん、という子どもっぽい考え方は捨てましょう。それではいつまでたってもレベルアップできませんし、高校でひどい目にあいますよ。
※塾に通っていない人は、教科書の例題に書かれている途中式を真似してみてね。数学の先生にノートを見てもらって、正しく進められているか、アドバイスを求めるのもオススメです。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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