【2024】1学期の定期テストをふり返るよ

さくら塾日記
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日はテストのお話。
 
 
 

1年生 Good!

さくらっ子の1学期定期テスト、

結果について
出題範囲について
問題について
採点について

この4つのテーマでまとめます。
 
 
 

結果について

3年平均 428.0点
 国語 80.0点
 社会 87.0点
 数学 83.7点
 理科 84.3点
 英語 93.0点

2年平均 401.6点
 国語 76.6点
 社会 79.6点
 数学 89.8点
 理科 76.2点
 英語 79.4点

1年平均 454.5点
 国語 84.5点
 社会 91.0点
 数学 90.5点
 理科 92.0点
 英語 96.5点

 
1年生、いいですねぇ。

次回は「全教科90点以上」を目指したい。
 

2年生は個人差が大きくなってきました。

夏期講習は国語のテコ入れを予定。
 

3年生はマズいですねぇ……。

大丈夫なのか、受験生よ。
 
 
5科計自己記録更新はナシ、今回のごほうび対象は1名でした。
※さくら塾の定期テストのごほうび
 いずれか1つに該当した人が対象
 ・100点満点獲得
 ・5科計475点以上獲得
 ・学年順位上位5%

 学年順位の発表はこれからなので、ごほうび対象者が増える可能性アリ
 
 

※データを開示しているのは、塾をお探しの方にさくら塾のイメージをつかんでいただくためです
 
 
 

出題範囲について

今回は年度初めのテストということもあり、学校の授業は余裕を持って進められたようです。驚くほど出題範囲が広い、なんてことはありませんでした。
 
 

出題範囲の変更はありましたねぇ。授業が終わらないので縮めます、ってヤツ。今回もね、テスト実施日が近づくにつれて、さくらっ子からポツポツ報告が入りました。

しょっちゅう出題範囲の変更をしている先生へ。
「間に合わない可能性が高い」と判断したら、速やかに教務主任に相談して特別に授業コマを増やしてもらうなり、学級担任に相談して昼休みや帰りの会の時間をもらって少しでも授業を進めさせてもらったり、授業の進め方を緊急バージョンに変更してスピードアップを図ったりしてくださいよ。
自分で企画した仕事が予定通りに進まない時点で民間企業なら上司にどやされるし、リスケ(予定の組み直し)もちゃんとやれないならもうその仕事を回してもらえないですよ。評価も査定も下がってポジション失ってそのうち職も失いますよ。

いやいや、きっと何かしら事情があってのことなんでしょう。

さくらっ子の話に耳を傾けていると、「出題範囲を縮めると生徒が喜ぶ」と考えてる先生がいらっしゃるようで。範囲表にわざと広めの範囲を出しといて、1週間前くらいに縮小の発表をする。それ、やめた方がいいですよ。
まず、「範囲表に沿って計画的に勉強を進めると、結果として損をすることになる」という認識を生徒に与えることになるから。特に、頑張ろうと意気込んでいる真面目なタイプの生徒ほど、がっかりしたり、ため息をついていますよ。「出題範囲を縮めると生徒が喜ぶ」、それは全員に当てはまるわけではないんです。
次に、大人の言うことを信用しない生徒を増やすことにつながってしまうから。出題範囲って、中学生からすればとても大事な情報。それなのに「え、あっさり変えちゃうの!?」という経験を何度もすることによって、その教科担任の先生への信頼感が低下し、それをきっかけに周囲の大人に壁を作ることにつながります。
そして、誤った成功体験をさせてしまう
から。範囲表が配布されてもテスト勉強をやらず、範囲が縮小されてから机に向かい、そこそこの点を取る。こんなおかしな経験を3年間くり返させているわけです。おかしなテスト勉強しか出来ない生徒を育成してしまっているわけです。それではたして高校受験を乗り越えられるんでしょうか。また、高校の授業やテストについていけるんでしょうか。
「出題範囲を縮めると生徒が喜ぶ」? ふざけんじゃないよ。もうちょっと目の前の生徒の未来に目を向けてくださいよ。

いえいえ、たまにはね、出題範囲が終わらないこともありますよね、えぇ。
 
 
 

問題について

どの学校もどの学年もどの教科も、基礎・基本の定着を問う出題がほとんどでした。丁寧なテスト勉強ができていれば、高得点が狙えたはず。
某中学校の3年理科は別、ありゃ難しい。
 
 

「ちょっとマズいなコレ」という出題もありました。

某中学校の3年社会、四択問題。誤っているものを1つだけ選ぶのですが、教科書で確認したところ、間違っている選択肢が3つもありました笑

出題者の意図するところはわかるのですが、選択肢をコンパクトにしすぎたために「事故」が起きてしまったようです。

問題用紙を作成する上で、先生方は2つの派閥に分かれるようです。
枚数が増えてしまっても生徒が読みやすいものにしたい派と、文言を最小限にしたり行間を詰めたりすることで「コンパクトに」する派、ですね。
後者はねぇ、やりすぎるとあんまりよくないと思いますよ。
某中学校の国語の問題はひどかったぁ……。行間キツキツ。中学生が「どこを読んでいたのかわからなくなった」とこぼすくらいですもん。
 
 

問題用紙が完成したら、印刷機にかける前に、先生方同士でお互いの原稿をチェックし合うことができればいいんですけどね。

部活動やら委員会活動やら全部お休みの日を作って、職員室でワイワイやれたらねぇ。ベテランの先生の経験と、若手の先生の柔軟な発想を交換し合う機会にもなるでしょうし。
 
 
 

採点について

さくらっ子の答案用紙、1枚1枚見ていくじゃないですか。どんな問題で得点できなかったのかなぁって。「あぁもったいない」とか「かー悔しいなぁ」とかブツブツつぶやきながら。
 

たまにね、すっごい血圧の上がるときがあるんです。記述問題の採点って、摩訶不思議なのありません???

……でもね、私は大騒ぎするんじゃなくて、そこでおしまいにするようにしてます。学校に電話をかけたり、市教委にメールを送ったり、保護者を煽ったりはしません。

大騒ぎしても、さくらっ子のトクになることはないですから。

しゃぁない。

さくらっ子には、「これこれこういう理由で君が書いたコレは正しいです」「入試ではマルになります」「でも教科担任の先生に文句つけるのは損するだけだからやめとこうね」と3点セットで伝えるようにしています。
 

記述問題の採点って、難しいですねぇ笑
 
 
 
 
 

1学期のテストはこれにておしまい。夏にみんなで頑張って、飛躍の2学期を迎えたいと思います。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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