なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
さくらっ子向けのお話、リライト。
お家でも頑張ろう
さくらっ子のみなさんは、それぞれ目的があって、さくら塾に通っています。
志望校に進学するために。
定期テストの点数を上げるために。
5段階評定を良くするために。
基礎力を向上させるために。
それぞれがしっかりとした目標を持っていますから、みな集中して学習に向き合うことができています。
そんなみなさんの姿、指導者としてとてもうれしく思います。
家庭学習は重要です
しかし。
いくらさくら塾で頑張ったとしても、それだけでは十分ではありません。塾の中だけで基礎・基本を身につけることはできないからです。
大事なのは、むしろ塾を出たあと。
そう、お家なんです。
家庭学習こそ大事なのです。
お家で学習内容を復習し、
十分に反復する。
そこまでやらないと、基礎・基本を身につけることはできないのです。
ピアノや書道などの習い事をしている人や、スポーツをしている人なら、納得できるのではないでしょうか。
さくらっ子のみなさん、お家でも頑張っていますか?
家庭学習の進め方
あらためて家庭学習の進め方をまとめます。
まずは授業内容の復習、
そして問題演習ですよ。
サッと復習
お家での自学は、復習から。
これは、ごく短時間でOKです。
数学なら授業ノートを読み直して例題の考え方をおさらいしたり、英語であれば学習プリントにそって授業のようすを思い出してみる。
そして、問題演習中に間違えてしまったものをあらためて見直して、どうして失敗したのかをチェックする(だから間違えても消しちゃダメ!)。
それだけでOKです。
時間にして5分程度かな。
授業中に私が強く注意していたことや、これが大事だよと何度も強調していたことを、頭の中で再現できれば合格ですね。
「この単元のポイントはこれ、そしてこの問題はこんなふうに考えるんです」と、頭の中で誰かに授業できたら最高ですね。
問題演習① ツッコミと解き直し
復習を終えたら、問題演習に移りましょう。数学を例にしてみます。
まずは、授業中に間違えてしまった問題に向き合うことから。
なぜミスしてしまったのか、ノートに残されている途中式をじっくりチェックします。ミスの原因を探すのです。これがはっきりしないと、いずれまた同じ失敗をくり返すことになるからです。
「符号を間違えてる!」
「約分ミスしてる!」
など、原因が見つかったら、そこにペンでツッコミを書き込みましょう。
「符号ミス!」
「約分間違い!」
など、目立つように大きめの文字で。
実際に解き直しをするのは、ツッコミを書き込んだあとです。
このお家での ツッコミ を習慣にすると、同じミスを重ねていることに気づくはず。それがあなたの直すべきクセです。
そのポイントを強く意識すれば、ミスが減っていくはず。これこそが効率のいい勉強法ってやつですよ。
問題演習② 反復
このブログを読んでくださっている外部の方へ
昔のさくら塾では、問題演習量を十分に確保するために大量の宿題をやらせていました。
今は違います。
自学できる生徒を育成するために、宿題はほとんど出していません。
家庭学習の内容を、自分で考え、実践してもらっています。
さくらっ子のみなさん、授業中に何度も伝えているとおり、みなさんには問題演習の量(=反復)が必要です。ツッコミと解き直しだけでは不足です。
どれだけ反復するべきか、考えながら進めてください。
その経験を毎日積み重ねていけば、必ず受験勉強に、高校での学習に、そして大学入試に生きてきますよ。
ちなみに。
家庭学習を切り上げてよいか判断に困ったら、自分自身に次のように問いかけてみてください。
次回のミニテスト、満点とれるかな?
大丈夫そうであれば、反復はおしまい。不安を感じたら、もう少しだけ続けましょう。
気になるパターンだけもう一度やる、というのもOKです。また、間違えてしまった問題だけもう一度挑戦するのもアリですね。
何も考えずに量をこなすだけでは、あまりプラスにはなりません。そもそも、さくらっ子のみなさんが自由に使える時間は限られていますし。
問題演習③ マルつけ
問題を解くこと以上に注意を払ってほしいのが、マルつけです。以前特集記事を書いたので、マルつけについては今日はここまで。
マルつけが適当な人は、まず成績が伸びません。丁寧にね。
自習室もあるよ
お家の居心地がよくてついついダラけてしまう。
それはけっして悪いことではありません。くつろぐことができるのなら、それは素晴らしい家庭なのですから。
それはそれとして……もしもお家だとなかなか集中できないのであれば、さくら塾の自習室がありますよ。
さくらっ子のみなさん、どうぞ積極的に利用してくださいね。
オヤツもあるよ
以上、さくらっ子向け、家庭学習の進め方についてのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント