なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
文科省の教育改革のお話です。
授業時間が短くなる
日本の学校教育は、文科省が作成する『学習指導要領』に沿って進められています。授業時間は50分ですよとか、授業を行うのは年間35週ですよとか、3年数学は年140コマ授業してくださいねとか、授業のあれこれが明記されているものです。
『学習指導要領は』だいたい10年に一度のペースで見直され、次回改定は2027年の予定。その改定の目玉の1つが、授業時間の短縮です。
読売新聞の記事抜粋は以下のとおり。
文部科学省は小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向で検討を始める。授業時間を5分短くし、短縮分を各校が自由に使えるようにすることなどを想定している。
現在は1コマあたり小学校45分、中学校50分で、文科省はこれを小中とも5分短縮して小学校40分、中学校45分に変更することなどを視野に入れている。
授業が5分短くなれば、小学校、中学校ともに約85時間(5075分)の差が生まれ、これを各校が弾力的に運用できるようにする。
現在、中学校では、1年間に全教科合計で 50分×1015コマ=50750分 の授業をすることになっています。これにメスをいれるそうです。
総合計時間 50750分 そのまま
総コマ数 1015コマ そのまま
授業時間 45分に短縮
すると、5分×1015コマ=5075分、すなわち約85時間の「余りの時間」が生まれます。これをそれぞれの学校が自由に使えることになるんだそうです。
45分授業、いいですね。集中力が長続きしない生徒が年々増えている気がしてるんです。時代ってやつですかねぇ。私はこの改革に賛成です。
「余りの時間」5075分を、35週で割ると、145分。ふむ、週に145分も自由に使える時間ができるのか。45分授業を3コマ増やすこともできるぞ。週に3コマも増えたら、何をさせるべきか考える先生方は大変そうですな
授業間の休み時間も5分に短縮すれば、午前中に5コマ、午後に2コマで、合計7コマ授業の日もできちゃいますね。高校みたいだ。
まぁ、2027年には、このブログのメイン読者である中学生の保護者のみなさまは、お子さんが中学校を卒業してるはずなので、この教育改革は関係ないんですけどね笑
読売新聞の記事はコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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