なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
千葉県の教育ニュースのお話です。
This is 千葉県教委
3日ほど前のニュースなんですが、読んだときひっくり返っちゃいましたよ。「小学校の算数 塾講師活用で学力向上 検証/千葉県」ですって。
記事の要旨は、
・小学校で塾の講師による授業を実施
・児童の学力向上のため
・2024年度から本格導入するかも
というもの。
南房総の一部地域では、塾の講師が小学校の授業に参加している事例はすでにあります。ただし、あくまでも人手不足を補う補助的な立ち回りで、と聞いています。
この記事によると、県教委は、指導者不足を補うためではなく、「児童の学力向上のため」に塾の講師を活用するつもりのようです。
え?
「児童の学力向上のため」なの?
それっておかしくない?
今、児童の前に立って一生懸命教えてくださっている先生方の指導は、「児童の学力向上のため」になってないってこと???
「先生方の教え方じゃダメだから、塾の講師を頼ります」ってマスコミまで集めて宣言したってこと???
どうして県教委が、現場の先生方の指導を全否定するの???
こんなことされたら、普段そのクラスを指導なさっている先生は、もう授業ができなくなっちゃいませんか。
離職を真剣に検討する先生が増えてしまうだけのような……。
教員不足に困っているはずの県教委が、まさかこんなことをするなんて。これを読んだときは本当に驚きましたよ。
どうかしてるって。
小学校の授業に塾の講師を活用すること、県教委は次年度からの本格導入を考えているそうですが(マスコミまで呼んだのだから既定路線なんだろうけど)、一度立ち止まって考え直してほしいものです。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント