なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日はマスクのお話。
時間がかかりそう
昨日22日(月)、千葉県教委の出した通知が、大きな話題になっています。千葉日報の記事を貼り付けておきます。
記事の要旨は以下のとおり。
・教職員がマスクを率先して外す
・学校生活全般において「着用は不要」
・マスクを外す意義
児童・生徒 表情豊かにコミュニケーション
教職員 一人一人のさまざまな状況を読み取り、きめ細やかな指導・支援をする
・着脱は個人の判断を尊重
世間の反応は、「マスクを着けるも外すも個人の判断を尊重すべきでは」という声が大勢を占めているようです。
まあそうですよね、オトナの世界でもマスクを着けたままですもんね。スーパーに行っても、みんなマスクしてますし。
それなのに子どもたちだけマスクを「外させる」というのも、心情としてちょっと引っかかるものを感じるんでしょう。
地元中学校のようすをさくらっ子に尋ねたのですが、やはり生徒ほぼ全員がマスクを着けたまま学校生活を送っているとのこと。
先生方は逆に外している方が多いそうですが、中にはマスク派の人もいるそうで。いいと思います、「個人の判断を尊重」すべきですし。
聞いた話では、3月に感染の大波がおさまった頃、幼稚園や保育園では先生方も子どもたちもマスクを外して過ごしたところが結構あったようです。
「マスクのない生活」に慣れたタイミングで小学校の入学式を迎え、そのまま「マスクのない小学校生活」を送っているそうです。
しかし、1年生以外はほとんどの児童がマスクを着けているそうで、同じ校舎に異なる文化が共存しているかのようだ、とのこと。
小1生の例のように、児童・生徒の全員が「マスクがないのが当たり前」と思ってくれれば話は早いのですが、「当たり前」の感覚が変化するには、まだまだ時間がかかるんじゃないでしょうか。
特に、思春期の女子。
マスクなしの顔を見られたくない、と考えてる子が大半ですよ。
お化粧してない状態で外出するのは勇気がいる、というのに近いのかなぁ。
マスクについては、「個人の判断を尊重」するのを基本のスタンスとして、変に働きかけるのではなく静かに見守るのがいいのではないでしょうか。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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