こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
昨日のお話の続きです。
第9学区の選抜・評価!
特集を始める前にクイズです。
『来年2月に行われる公立高校入試は、令和n年度入試である。』
今年は令和4年で、来年が令和5年。
さて、現中3生の入試は、
『令和4年度入試』なのか、
『令和5年度入試』なのか、
どちらでしょうか。
正解は、令和5年度入試。
令和5年度の入学生を選抜するための試験、と考えるとしっくりくるかな。
ゴチャゴチャになっている人がいるようなのでクイズにしてみました。
それでは特集を始めましょう。
昨日の『【令和5年度入試】選抜・評価方法を各校発表!』は、上位校に絞った特集でした。
今日は、第9学区にスポットを当てます。
第9学区の公立高校
第9学区の公立高校について、
それぞれの項目の配点、
『調査書の加点』の有無など、
一覧にまとめました。
コチラです。
君津商業は大きな変更ナシ。『調査書の加点』が大きいだけでなく、『検査の得点』が100点もあるのが特徴。部活動絡みが圧倒的に有利か。
木更津東も大きな変更ナシ。今や少数派になった集団面接を行うのが特徴。3年間の内申点がある程度稼げていて、生徒会役員でもやっていたら、かなり有利か。
君津園芸科は、『検査の得点』が 60点から 84点に拡大されました。昨年度よりも面接を重視する、ととらえてよいでしょう。
君津青葉は大きな変更ナシ。今年も面接に100点、もはや第6の教科です。受験予定の人は入念に対策を。
袖ヶ浦も大きな変更ナシ。『調査書の加点』こそありませんが、『検査の得点』は100点です。自己表現ですから、部活動で活躍できた人に有利と言えるでしょう。
市原も大きな変更はナシ。ここの特徴はひとりきりの個人面接をすること。8分間、試験官(=高校の先生方)は3人。これさえ乗り越えられたら、ですね。
京葉も大きな変更はナシ。【2段階選抜+自己表現+高配点】とくれば、これはもう部活動大好きボーイ・アンド・ガールを集めたいのでしょう。
市原緑は、『調査書の加点』が 25点から 30点に拡大されました。内申点を重視するという特徴も合わせて考えると、中学校生活に真面目に取り組んでいた人がさらに有利になりました。
姉崎は大きな変更はナシ。2日目に2分間の個人面接と自己表現の両方を行い、その配点が合計 150点もあるのが特徴。対策は必須でしょう。
市原八幡も大きな変更はナシ。部活動絡みが有利なのは周りの高校といっしょですが、ここはその対象になる部が多いのが特徴です。
……第9学区の公立高校って、「部活動頑張りたい人を優遇しまーす!」ってところばっかりですよね。
特徴というか、
校風というか、
その学校独特の魅力、
そういうものが伝わる入試にならないかなぁ。
おおまかな傾向
千葉県公立入試のおおまかな傾向。
◆大学進学実績の良い進学校
→「検査の得点」が低い
◆受験生が多く集まる人気校
→「調査書の加点」ナシ
◆すべての高校に好まれるのは
→ 休まず3年間通ってくれる生徒
◆すべての高校が嫌がるのは
→ 問題を起こしそうな生徒
欠席の多いあなたへ
「私欠席がかなり多いかも」
「オレ結構休んでる」
なんて人は、学級担任の先生に早めに相談することをオススメします。
もし担任とトラブっているのなら、学年主任の先生に。それも難しいのであれば、学年スタッフのどなたかに。
きっと誰かが助けてくれますよ。
ちなみに、県教委はこういう書類を準備してくれています。
これは『自己申告書』。
欠席の多い理由などを説明するための書類です。
詳しくは、中学校の先生方に聞くか、県教委の出している要綱で確認してください。
みなさんを支えるために、大人もいろいろと準備してるんです。
困ったなぁ……と独りきりで悩み続けるのではなく、大人に頼ってみるのもいいかも。
以上、公立高校の選抜・評価方法についての2回目の特集記事でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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