【令和5年度入試】選抜・評価方法を各校発表!

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は、とても重要な入試資料についての特集記事です。画像が多めなので、大きな画面で見ることを推奨します。
 
 
 

選抜・評価方法をチェックしよう!

公立高校入試では、

どのような項目について、

どのような基準で、

合否を判断するのでしょうか。
 
 

県教委が統一基準を設定する……

のではありません。
 

各公立高校に一任されています。
 
 

昨日、合否の判断に関する資料が各校のホームページで公開されたのですが、ご覧になりましたか?
 
 

内房エリアの公立上位校である

県千葉
千葉東
木更津
幕張総合
君津

の5校についてまとめました。
 
 
 

用語解説

データを見る前に、用語解説を。
 
 

『調査書の得点』 

調査書の最重要項目である『必修教科の評定』、いわゆる内申点のこと。
 
 

 
 
5段階評定✕9教科✕3学年=135点満点です。

3年間オール「5」 135点
3年間オール「4」 108点
3年間オール「3」 81点

上の画像の例では、103点ですね。
 
 

K

どれだけ『調査書の得点』を重視するかを表す値。

学校ごとに異なる。
 
 

 

上の例「K=0.5」は、進学校型。

 135×0.5=67.5点満点

『調査書の得点』をそれほど重視していないので、「5」が少なくても、当日の得点次第でひっくり返すことも可能かもしれません。
 
 
 

公立上位校の学校別情報

どのような基準で合否を判定するのか、学校別にチェックしてきましょう。 
 
   
 

県千葉

県千葉は大きく変えてきました。

まずは『評価項目及び評価基準』から。
 
 

 
これは昨年度といっしょ。
 

変わったのは、『選抜方法』。

段階選抜を採用しました!
 
 

 
 
まず、1段階目、

募集人員(=定員)の80%を昨年度と同じように選びます。

残りの20%が2段階目、

『学力検査の得点』を1.5倍して選ぶことになりました。

『調査書の得点』と「思考力を問う問題」の比率を下げて合格者を選ぶ、と表現することもできますね。
 
 

昨年度の県千葉の合否判定は、「思考力を問う問題」の出来が合否を大きく左右するものでした。

県千葉の先生方も思うところがあったのでしょう。新制度2年目にして、大きく手を加えてきました。
 
 

はい、まとめ。
 
 

 
 
以上、県千葉でした。 

資料はコチラです。
 
 
 

千葉東

千葉東も新時代に突入です。

まずは『評価項目及び評価基準』から。
 
 

 
 
「思考力を問う問題」の採用です。

うーむ、今年は千葉東の受験をやめてしまう人も一定数出てきそう。
 
 

次は、『選抜方法』。
 
 

 
 
昨年度までの千葉東は、基礎学力のある、守備力の高い(=ミスをしない)受験生が有利でした。攻撃力(=難しい問題を解く力)はあまり必要ではありませんでした。
 

今年度は違います。

「思考力を問う問題」の比率が高い!

攻撃力も必要になります。
 
 

はい、まとめ。
 
 

 
 
以上、千葉東でした。 

資料はコチラです。
 
 
 

木更津

木更津は普通科と理数科がありますが、どちらも同じ記述でしたので、まとめてご紹介します。

まずは『評価項目及び評価基準』から。
 
 

 
 
変更ナシ。

なお、この学校は「40点未満の教科がある場合は、審議の対象とする」と明記されています。苦手教科のある人は注意!
 

次は、『選抜方法』です。
 
 

 
 
木更津も2段階選抜を採用しました!

普通科不合格者の中から理数科へのスライド合格、あれはよく考えたら2段階選抜ですもんね。新採用というより、今年から明記しますってことかな。
 

1段階目は定員の80%、

昨年度と同じ方式で選びます。

残りの20%が2段階目、

スライド合格の対象、

『学力検査の得点』を1.5倍。
 

県千葉と同じように見えますが、木更津の場合は『調査書の得点』の比率を下げる意味合いが強いです。

当日の『学力検査』でどれだけ得点できるか、5教科での守備力の高さが合否のカギになるでしょう。
 
 

はい、まとめ。
 
 

 
 
以上、木更津でした。

普通科の資料はコチラ、理数科がコチラです。
 
 
 

幕張総合

幕張総合は総合学科のみ特集します。
 

まずは『評価項目及び評価基準』から。

独特ですよー。
 

 
 
令和5年度入試でも、部活動のスター選手を優遇する方針のようです。

支部総体優勝程度では不足、

県大会ベスト4以上が加点対象。
 
 

続き。
 
 

 
 
『自己表現』はこんな感じかな。
 

 
評価者1人につき最大8点の差がつくことになりますね。
 
 

続き。

幕総といえば『志願理由書』。
 
 

 
 
「参考とする」ということは、得点化はしないってこと。じゃあ提出させなくていいのでは……。
 
 

次に、『選抜方法』。
 
 

 
 
変更ナシ。

今年も2段階選抜による部活動スター選手優遇、公立の部活専門校を目指すようです。
 
 

はい、まとめ。
 
 

 
 
以上、幕総でした。 

資料はコチラです。
 
 
 

君津

君津には、普通科と園芸科がありますが、ここでは普通科のみ特集します。
 

まずは『評価項目及び評価基準』から。
 
 

 
 
変更ナシ。
 
 

次は『選抜方法』。
 
 

 
 
こちらも変更ナシ。

幕総ほどではないですが、部活動の活発な学校にしたいようですね。

うーん……、学校の授業についていけなくなっている生徒もいると耳にしますが、テコ入れしなくて大丈夫なのでしょうか。
 
 

はい、まとめ。
 
 

 
  
以上、君高でした。 

資料はコチラです。
 
 
 

まとめ

最後に一覧を。
 
 

 
 
 
 
 
以上、選抜・評価方法についての特集でした。

さくらっ子&保護者のみなさま、ご質問があればLINEでお願いします。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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