こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
先日、自習に来た某3年さくらっ子、
入ってくるなり、
聞いてくださいよぉーッ!
とほっぺを膨らませておりました。
何をそうプンスカしてるのかと耳を傾けていると、やがて気が済んだのか、穏やかな表情に戻って勉強を始めたのでした。
まあ、そういう日もあるよね。
その翌日も自習に来たさくらっ子。
からかい気味に、
今日は何か聞くことはないのかい?
と声をかけました笑
すると、その日の学校でのエピソードをひとしきり語ったあと、
だから今日は機嫌がいいんです♪
と笑顔で自習を始めたのでした。
ちょっと感心しましたね。
「今日の私は機嫌がいい。」
このさくらっ子、中学生ながらメタ認知できてますもん。
自分の「感情」を律することができてますもん。
中高生なんてほとんどみんなが
ムカツクー
メンドクサー
ワーイワーイ
なんていう「感情」に振り回されがち。
うまく制御できないので、あとで後悔するような行動をとってしまう……
「あるある」ですよね。
感情的になって、というヤツ。
このやっかいな「感情」とうまく折り合いをつけることこそ、自律という概念そのものである、私はそう考えています。
さくらっ子の話に戻ります。
イライラ・ムカムカしているとき、そのまま自習を始めてもなかなか集中できないと思うんです。
聞いてくださいよぉーッ!
ってやってましたよね。
very good です。
思いきって吐き出してみるのは、上手な「感情」の発散方法。
腹が立つ
不安でしょうがない
怖くてたまらない
こういった「感情」をココロの中にためたままにしておくと、いいコトは何にもありません。
どんどん吐き出すべきなんです。
だから今日は機嫌がいいんです♪
って言ってましたよね。
very good です。
うれしくてふわふわした気分のまま自習を始めても、うまく勉強に集中できないものです。
まるで他人を観察するように
「あ、私は今気分がいいな」
ととらえる(=メタ認知)、
これを意識すると、プラスの「感情」に引っ張られすぎることなく、高いモチベーションを保ったまま勉強に集中できるようになります。
「今日は機嫌がいいな」
「なんだかいい気分だ」
「集中してやれそうだぞ」
と、口にするのも良い作戦ですよ。
自分の「感情」とうまく折り合いをつけて、目標に向かってがんばろうね、3年さくらっ子。
以上、教室での一コマでした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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