スペイン大騒ぎみたいですな。メッシよ、ジェフ千葉に来るかい?給料は安くても構わないなら大歓迎のなまはげおじさんです、こんにちは。
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今日は下のリンクの記事の続きです。
公立高校入試のための5つの受験勉強
千葉県公立高校入試は、出題傾向がはっきりした受験です。
ほぼすべてが基礎問題。
ごくたまに、ひねりまくった応用問題もありますが、その正答率は2%未満程度であり、それが解けなかったから不合格になるというものではありません。
難問が解けなくても、県千葉・県船橋・千葉東に合格できるのです。
断言します。
公立入試は、守備力勝負です。
どれだけ基礎がしっかり身についているか、
その定着の度合いが問われるのです。
つまり、得点すべき基礎問題でどれだけミスせず正答できるかのたたかいとも言えます。
(だからさくら塾は『基礎徹底』を謳っているのです)
受験生のみなさん、大切なのは基礎・基本ですよ。スポーツや楽器をやっていた人なら、より深く納得してくれるかな。毎日のランニングや基礎トレをちゃんとやらずに手を抜いていたヤツって、大事なところでミスしたりしてなかった? そういうことです。
このことを念頭に置くと、自然と「受験勉強として取り組むべきこと」が見えてくるのではないでしょうか。
それでは、公立入試のための受験勉強を、短く5つにまとめてみます。
A.基礎トレーニング
これは頭を使う勉強ではありません。
毎日、
短い時間、
習慣として行う、
文字通りの学習の基礎・基本。
具体的には、
国語の漢字・慣用句など、
数学の計算問題、
英単語の確認、
理科の一問一答、
社会の一問一答。
この基礎トレをやるのは、朝の登校前や寝る直前、そしてちょっと空いたこまぎれの時間などにササッと取り組みます。
机に向かわなくても構いませんが、毎日の習慣にすることにはこだわりましょう。
B.基礎・基本の「穴」を見つけるための勉強
さて、ここからが頭を使う受験勉強です。
入試問題は出題範囲がとても広いので、多くの中学3年生が、
受験勉強って、
何をやればいいの???
と途方に暮れてしまいます。
※「途方に暮れる」の意味、わからん人は調べようね。それも受験勉強だよ。
あのね、最初に書いたとおり、入試は守備力勝負。
いかに基礎問題に正答できるか、なんです。
ですから、今身についていない基礎・基本は何かをチェックすることがとっても大事!
もし、そういう基礎・基本の「穴」が見つかったら、それを埋めていけばいいのです。
でしょ?
具体的なやり方です。
まず、これから毎月学校で行われる、復習確認テスト。
こやつを有効活用しましょう。
おそらく問題用紙も回収されてしまうと思うのですが、もしそうなら、テストが終わり次第、忘れないうちにメモをとるようにするのです。
例えば、理科のテストが終わって次が社会だとしたら、歴史の教科書を持ち出すのではなく、休み時間のうちに「解けなかった問題」「自信のなかった問題」を、忘れないうちにササッとメモするのです。「地質年代」「細胞の観察で使う試薬、使う理由」「有機物とは?」など、なぐり書きでOK。
このなぐり書きの内容こそが、あなたの基礎・基本の「穴」なのです。発見おめでとう!
もうひとつの方法は、全国の入試問題の過去問を利用すること。
「全国入試問題正解」という重くてでっかい過去問集が、大きめの本屋さんに並んでいます。重くてでっかいので、通販をオススメします。
よその県の過去問に挑戦するわけです。
もし解けたら自信にすればいいですし、
解けなかったとしても大丈夫、
それがあなたの基礎・基本の「穴」、
本番前にみつかってよかったと喜べます。
なお、大問1から最後まで解く必要はありませんし、
時間を測る必要もありませんよ。
あくまでも、今身についていない基礎・基本の「穴」を見つけるために解いているのですから。
C.見つけた「穴」を確実に埋めるための勉強
さて、「穴」が見つかったら、確実にそれを埋めましょう。
「見つける」「埋める」でワンセット。
このセットをきっちりやれたら、偏差値は少しずつ上がっていきます。
「見つける」「埋める」のセットこそが、受験勉強の中核です。
「穴」を確実に埋めるには、
知識を理解し直し、
それを整理して(自分の言葉で説明できる?)、
問題演習をくり返すことが必要です。
理解→整理→反復。
これは定期テスト対策でおなじみですな。
思いきり時間をかけましょう。
1・2年生のとき、家庭学習をさぼってきた人は「穴」だらけになっているはずですが、それは自分でまいた種、めげずにがんばるしかありません。
「見つける」「埋める」のくり返し、
これこそが受験勉強です。
D.記述問題対策
家で独りきりで受験勉強に励んでいても、限界を感じることもあると思います。
それが、記述問題です。
ここでは、数学の作図問題・証明問題や、国語の条件つき作文なども含む、広い意味での記述問題のお話をします。
過去問集には解答例も載っていますが、それだけ見ても「正解としてよいものか判断に困るな・・・」ということは、これからたくさん出てきますよ。
こうした記述問題には、ちょっとした「お作法」のようなものもあり、ここは専門家に助言を求めるべきです。
あなたのまわりに、専門家、いるでしょ?
そうです、学校の先生や塾の先生です。
「キミは授業態度が悪いから、協力しません」なんて言われないようにね。まわりから応援される受験生でありたいですな。
そうそう、採点をお願いするときは、「問題&あなたの答案&正答例&解説」の4点セットで提出することをオススメします。出題のねらいがわからないと、採点に困ることがあるからです。
E.千葉県公立入試に慣れるための勉強
はい、最後です。
千葉県の入試問題に慣れるための勉強。
まさに最後の仕上げという感じですな。
実はみなさん、すでにこれには取り組んでいます。
復習確認テスト。
出題形式はまさに公立入試に沿ったものなんです。
2学期に毎月テストをしますが、それによって少しずつ慣れていっているわけですな。
書店には千葉県公立入試の過去問集もあります。
慣れるために過去問集を利用するのもいいですね。
しかし、あれに手を出すのは2学期期末テストを終えてから、何なら、冬休みに入ってからでも十分です。
慌てることなく、基礎・基本をしっかり身につけることを最重要視してくださいね。
以上、公立高校入試のための5つの勉強法でした。暑さにもコロナにも負けずにがんばりましょう!
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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