中学生が体育会系の部活動で汗を流すべき4つの理由

なまはげコラム
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。 

君津市近辺の小学6年生のお子さんをお持ちの保護者の方へ向けたお話、リライトです。
 
 
 

スポーツはいいぞ

中学入学後の部活動のお話です。

中学に入ったら何部に入ろうかな、とお子さんもワクワクしているのではないでしょうか。
 

進学塾のプロ講師としては「部活動なんてやってないでその時間に勉強しよう」と言うべきなのかもしれませんが、実は私はそうは思っていません。

意外に思われるかもしれませんが、中学生は部活動に参加すべきと考えています。それもできればスポーツの部に。
 

中学生は体育会系の部活動に参加すべき!

  
私がそう考えるのは、4つの理由があります。
 
 
 

健康面にプラス

まず、健康面。

中学・高校時代にカラダを鍛えておくことは、本当に大切です。

若い頃に運動をしてこなかった人が大人になってからジム通いを始めると、カラダにそれまでになかったような過大な負荷をかけることになってしまうので、かえって健康に良くないこともあるのだとか。筋肉だけではなく、心肺機関がキケン

中学時代に運動してカラダを動かして、心肺に適切な負荷をかけたり、スタミナの最大量を増やしたりすることは、未来の健康への貯金といえるかもしれません。
 
 
 

対人スキルにプラス

次に、対人スキル。

場面に応じた挨拶や上下関係のある中でのふるまい、また、クセの強いチームメイトとの関わり方などについて、経験を通じて学ぶことができます。

ときに意地悪な人間にイヤな思いをさせられることもあるかもしれません。いや、誰しもが一度はそういう経験をすることになるでしょう。中学生は成長途上なので、感情的でブレーキが効かないですから。

しかし、そんな経験を通じて、トラブルの避け方や、切り抜け方を身につけていく。そんな側面もあるのかもしれません。
 
 
 

学校生活にプラス

3つめは、居場所づくりという意味で。

思春期の中学生は、ささいなことでぶつかり合い、人間関係がこじれることがしょっちゅうあります。特に、女子生徒は「グループから外される」という意地悪イベント頻発し、これがなかなか厄介です。

しかし、もしクラスの人間関係で疲れてしまうようなことが起きたとしても、部活動に所属していれば、そこで過ごす時間は自尊心を回復し、心を休めることにつながるでしょう。

学校内で複数の居場所をつくるということは、中学・高校生活においてはとっても重要だと思います。これは運動系の部活動でなくてもいえますね
 
 
 

精神面にプラス

 最後は、精神面への効果について。

大会で納得できる結果を出したい
レギュラーになりたい
レギュラーから外されたくない
あの背番号をつけてみたい
このプレーができるようになりたい

そういった強い想いを胸に秘めて、自らを奮い立たせ、日々全力で練習に取り組んできた経験が、3年冬の受験で生きてくるのです。

入試直前の受験生は、「絶対にあの高校に進学したい」という強い想いを胸に秘め、日々全力で勉強に取り組みます。「ひょっとしたら合格できないかもしれない」という不安も感じてはいますが、なるべくそちらには目を向けず、自分がやるべきことに集中し、ひたすらにコツコツと努力を積み上げていく。

スポーツと勉強、やることはまったく違いますが、なりたい自分をイメージして努力を重ねていくという点では同じですよね。そして、その過程での精神的な追い込まれ方が実によく似ているのです。部活動で鍛え上げられた精神面、受験で役に立たないわけがない。

実際、毎日の基礎練習にまじめに取り組んでいた歴代の体育会系さくらっ子は、受験終盤のプレッシャーに負けずに頑張り抜くことができています。精神的な踏ん張りがきくのでしょう。
 

  
この4つの理由から、新1年生のみなさんにはぜひ体育会系の部活動に参加してほしいと思っています。スポーツはいいぞ。
 
 

なお、君津市では、部活動ガイドラインが適用されています。朝練もなくなりましたし、土日はどちらかが必ずオフです。
昔のように、年がら年中休みなくひたすら練習&遠征&大会なんてやっちゃうようなメチャクチャな部は、もうありません。中学生も保護者も、負担はだいぶ減りましたよ。

※ただし、半強制的に夜に集まって活動したり、定期テスト直前の土日に大会やコンクールに参加しちゃう困った部はいまだにあります。当然、成績に響いていますよ。入部届を出す前に、そのあたりは調べておいてほうがいいかも。
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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