こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
さくら塾の夏期講習も最終週。「充実した夏になりました」なんて言ってみたいところですが、実際は課題をクリアできたさくらっ子がほとんどいないありさまで、なまおじは頭を抱えております。特に3年生がねぇ、歴代でもっともよろしくない……どうしてこうなった。
あぁ、今日はそういう悲しいグチを書くつもりはないんですよ。千葉県公立高校入試のお話をね、ちょびっとだけふれようかな、と。
みなさんすっかり忘れてると思うんですが、県教委は『県立高校改革推進プラン』というものを立ち上げまして、令和4年から13年にかけて実施していっている真っ最中なんですよ。
廃校になる高校や合併される高校が発表されたり、新しい高校名の募集がされたり……してるハズだったんですけどね、まったく進んでないですな。
※『県立高校改革推進プラン』が棚上げになっているのは、入試での採点ミス騒動とその対応に追われたことが原因か
このブログで『県立高校改革推進プラン』についての特集記事を書いたのが2022年(参考記事はコチラ)、あれから2年経過したことになるわけで。県教委のみなさん、もうそろそろ動かさないとマズいのでは。
しかし、2024年ももう8月。現時点で県教委から何らアナウンスがないので、おそらく令和6年度中にはオモテに出す情報もなければ、実施に至るモノもないんでしょうねぇ。
『県立高校改革推進プラン』とは関係ありませんが、公立入試についての情報公開がそろそろありますよ。今週末に、令和7年度入試における募集定員の発表。今日の定例会で正式決定されるそうです。
※令和7年度入試=2024年8月現在中学3年生のあなたが受検する入試のこと
募集定員ってのは、
木更津 普通科 280名
理数科 40名
のように、各校各学科が何人の新入生を募集するか、という人数のことですな。発表された数値を見ると、「木高は普通科7クラスと理数科1クラスかぁ」なんてことがわかるわけです。
募集定員が多い方が合格できる可能性は高くなりますが、少子化の進んでいるご時世にそんな甘い展開は期待できません。
ほとんどの学校学科が昨年度と同数の募集で、いくつかは減になるはず。
第9学区で注目なのは、昨年度入試で定員割れを起こしてしまった高校の募集定員を減らすかどうかでしょう。
※定員割れ=募集定員を満たすことができない状態のこと。例えば、募集定員120名の学科に、117名しか出願者がいなかった場合、定員割れになった、と表現する。ちなみに、定員割れの学科の入試は、東京都や神奈川県では全員合格になるが、千葉県ではフツーに不合格者が出る。そのあたりのウラ話は、毎年2月にこのブログでふれているので今日は省略。
現高1生の入試(=令和6年入試)で定員割れになった高校はコチラ。
リストに載っている学校学科は、どこも「減」を喰らってもおかしくないけれど、「もうこれ以上削れませんッ!」という学校がほとんどなんですよ。3クラス120名、というのが現状の最低基準のようなので。
この基準で考えると、君津商業だけは「減」になる可能性があります。ここ10年ほどの君商の志願者数の低迷を見てきた人間としては、もっと早い段階でそうすべきだったと思うんですけどねぇ。
最後に、第9学区の募集定員を予想してみましょう。おそらくこうなります。
・全校全学科 変更ナシ
話題の君商も「減」にはならないんじゃないかな。そんな気がします。
募集定員が正式に発表されたら、また特集記事を書きますね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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