なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
中3生向けのお話。
オチタラドウシヨウ
今日は重たい話題です。
公立入試に挑む中3生のみなさん、今、頭の中に、「オチタラドウシヨウ」という言葉がグルグル回っていませんか。
(ギクッ)
となった人、ちょっとこの先を読んでみてください。
事実その1
「オチタラドウシヨウ」と思い悩むのは、あなただけではありません。
クラスメイトたちもそうですし、大学入試を控えた高校生や浪人生たちもなんです。
あなただけが弱虫というわけではないのですよ。
みんな震えながら机に向かっています。
「オチタラドウシヨウ」という不安・恐怖とたたかうのが、受験なのかもしれません。
事実その2
「オチタラドウシヨウ」というこの不安、なくなってくれたらいいのにな。いつか消えることがあるのかな。
突き放すようなことを言いますが、あなたの抱えているその不安は、合否発表の瞬間まで、この先1ヶ月以上ずーっと、つきまとってきます。
外を歩いてたら、影ができるでしょう。あんな感じです。
「オチタラドウシヨウ」という不安・恐怖につきまとわれるのが、受験なのかもしれません。
じゃあどうする
おじさん思うんですが、「オチタラドウシヨウ」という不安に真正面から向き合う必要はあるんでしょうかね。
例えば、友だちとトラブルになってしまった場合、冷静になってから「ワルイコトシチャッタナ、ドウシヨウ」って思い悩むことありますよね。
それは真剣に時間をかけて考えるべきだと思うんです。とても大事なことだから。これからのあなたの人生できっと生かせるものだから。
では、「オチタラドウシヨウ」という不安はどうでしょうか。
不合格になったときのことを想像したことがありますか。
ある?
あるよね、誰でもあるよ。
中には、何度も何度も想像したり、時間をかけてイメージを膨らませちゃったりした人もいるかもしれませんね。
でもさぁ、じっくり考えて、何か得られるものはあったか、プラスになるような考えは見つかったかと言うと、……ないんじゃない?
プラスになるどころか、不安に引っ張られてしまって、勉強に集中できなくならなかった?
おじさん思うんですが、不安や恐怖には、立ち向かうべきものと、かわすべきものがあると思うんですよ。
「オチタラドウシヨウ」という不安は、これからの人生に生かせるような大事な経験、ってわけじゃなさそうだよね。だから、真正面から向き合うものというよりは、なるべく目を合わせずに、考えすぎずに、スッとかわすべきものじゃないかなぁ。
高いところを登ろうとしているあなたに必要なのは次にどこに手をかけるべきか探すことであり、下を見て恐怖を感じることではない、そう思うんです。
太陽の方に向かって歩みを進めることに集中すべきであり、つきまとってくる影に気を取られることではない。そう思うんです。
「オチタラドウシヨウ」という不安が忍び寄ってきたら、太陽の光を当ててやりましょう。合格できたらこんなことをしたいな、という妄想で頭をいっぱいにするんです。思いきりニヤニヤしてやりましょう(注;人のいないところでやること)。
そしてなるべくポジティブな言葉を口から出すようにするんです。「ダイジョウブ」「ナントカナル」「ガンバルゾ」「ゲンキゲンキ」、こんな呪文を友だちと唱えあいましょう。愉快な気持ちになってきますよ。
「オチタラドウシヨウ」という不安は、考えすぎずにかわしながら、駆け抜けていくんです。頑張ろうね、中3生!
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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