私立単願は勉強やらないでいい?それ大間違い!

なまはげコラム
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は中3生向けのメッセージ。
 
 
 

空白の2ヶ月は大ダメージ

私立入試集中開催期間が終わろうとしています。さぞ緊張したことでしょう。みなさん、おつかれさまでした。
 
 

しかし、まだすべての入試が終わったわけではありません。

公立入試はこれからです。

あと32日。

理科や社会の勉強をほったらかしにしてた……なんて人はいませんか??? しっかり切り替えて、再スタートを切らないといけませんな。
 
 
 

みなさんの中には、公立入試を受けないという選択をした人もいますね。

私立単願。

その人たちは、受験は完了。

おしまいです。
 
 

でもね、だからといって勉強をやめてしまっていいわけではないんですよ。むしろ続けるべきです。

高校入学後に後悔することになるからです。
 
 
 

カレンダーを見てください。

1月中旬の今からまったく机に向かわなくなると、4月の入学式まで2ヶ月以上も「学習の空白の時間」ができてしまいます。
 
 

 
 
2ヶ月以上もろくに勉強しないでいると、ビックリするくらい基礎学力が低下しますよ。今よりはるかにレベルの落ちた状態で入学することになるということ。
 
 

するとどうなるか。

今ぼんやりと思い描いている「高校卒業後の自分」を諦めなければならなくなる、そんな悲しい未来を迎える可能性が高くなってしまうんです。

大学に進学したいなぁ
専門学校で勉強したいなぁ
●●に就職したいなぁ

これらの夢を実現できるかどうかは、高校での成績に大きく左右されるからです。
 
 

イメージしてみましょう、『あなたは、今から2ヶ月以上勉強しない』。

すると、これまで覚えてきたこと、身につけたことがどんどん薄れていく。お家で机に向かう習慣すらなくなっていく。

進学先のクラス分けテスト、もちろん大失敗。1年生のクラスの中でも、勉強の苦手な人が集まるクラスに所属することになる。

クラスメイトはみんな勉強に興味がない。授業に意欲的に臨む人も少ない。「勉強をしないのが当たり前」の人に囲まれ、やがてその世界に染まってしまう。

高校の学習内容は、中学校よりずっと難しく、さらに深くなるので、お家での自学は必須なのだが、すでにあなたには家庭学習の習慣がなくなってしまっているので、だんだん授業についていけなくなっていく。

定期テストでは、中学校時代にはとったことのないようなひどい点数ばかりになる。ここでようやく危機感を覚えるが、そもそも「勉強頑張るぞ」という前向きなクラスメイトがいないため、踏ん張ることができない。

危機感はやがて諦め(あきらめ)に変わり、学年の下位層である「勉強の苦手なグループ」に定着。
 

時は流れて高校3年生。

中学時代にライバル視していた子が推薦で大学進学を決める。うらやましくなんかない、と強がる。これは仕方のないことだ、私は悪くないんだ、と思い込もうとするが、その根拠が見当たらない。

私は、どこで間違ったんだろう――。
 
 
 

はい、だいぶ暗いお話になってしまいましたね、ゴメンナサイ。

でもね、いったん下位層に定着してしまうと、そこからはい上がるのは本当に大変なんです。指定校推薦どころか、留年や退学なんて言葉もチラついてくるかも。
※スポーツ推薦の人もいっしょだよ。勉強しないまま高校入学しちゃうと、エースだろうとレギュラーだろうと、留年・退学は実際にあるからね。
 
 

私立単願の人も、勉強をこのまま続けるべきです。強くオススメします。
 

卒業式までは、中学内容の総復習でよいでしょう。メインは国数英でOK。受験科目から外れていた理科と社会もやりましょう。

中学校の教室では、公立入試に挑むクラスメイトのために、「勉強に集中できる雰囲気づくり」に協力してあげてね。

3月になると、私立高校から学習内容の指示が出るはずです。それに沿って、高校入学への準備を進めましょう。
 
 
 

私立単願の人も、公立本命の人も、自分の未来のために頑張りましょう!
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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