【令和6年度入試】私立高校志願状況

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は私立入試の特集記事です。
 
 
 

私立入試の状況check!

千葉県の内房エリアの私立高校の志願状況(=出願者の人数)について、今年も特集します。
 
 

志願者総数は51,285人で、昨年度より123人減りました。……おかしいですね、少子化ですし、もっと減ってもいいんですけど、微減ですよ。

どうなってるんでしょうか。
 
 

さて、内房エリアのお話です。

君津市の生徒に縁の深い、

木更津総合
志学館
拓大紅陵
市原望洋
翔凛

についてまとめました。

コチラの表をご覧ください。
 
 

 
 
なんということでしょう、少子化で逆風のはずなのに、5校とも志願者数が昨年度より増えています。

地元私立高校の関係者のみなさん、きっとガッツポーズしてるんでしょうなぁ。
 
 

私立に受験生が流れているということは、おそらく公立入試を回避して私立単願にした受験生がかなりいるんじゃないか、なんて考えられますね。
 

第9学区の公立入試、
昨年度より定員割れが増えるかも

 
昨年度の第9学区の公立入試は、12校17学科のうち、6校8学科が定員割れでした。すでに半分が定員割れになっているのに、県教委は「今年度は募集枠を減らします」なんて対応はとっていません。

定員割れになる学校・学科、増えちゃうんだろうなぁ。公立高校の先生方、ため息をついてるんじゃないでしょうか。
 
 

定員割れの常態化ってのは本当にマズいんですよ。

「受験勉強頑張らなくても合格できるじゃん」というけしからん受験生が増えちゃって、入学生の学力レベルが低下、高校の授業についていけない生徒が多くなり、3年後の大学進学実績もまるで振るわず、やがては真面目な中学生から敬遠されるようになって、ますます受験生が集まらなくなっていく……。

まさに負のループ。

一度ハマると抜け出すのは本当に大変です。私立だったら校名変更などのブランド刷新もできるんですけど、公立は合併・廃校くらいしか手がないですし。
 
 

あ、第9学区では公立高校より私立のほうがちゃんとしてる、という意味ではないですからね。

私立派が増えているのは「早く受験を終わらせたい!」という受験生が多いから、そう表現する方が実態に即しているはずです笑

「十年くらい前に比べると、勉強嫌いの生徒が増えてるなぁ」と感じている私立の先生、少なくないんじゃないでしょうか。

※私立高校実質無償化は、はたして良い政策だったのでしょうか
 
 
 
 
 

月末には、公立入試についての資料が公表されるはず。どんな数字が並ぶことになるのか、今から心配です。

以上、地元私立高校の特集でした。学事課のデータはコチラ

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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