こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
あの事件について。
起こりえること
千葉県内のある高校で起こった窃盗事件について、塾のおじさんとして、中学生とその保護者のみなさまに伝えておきたいことを3つほど。
荒れているわけではない
SNSで拡散されている情報を目にして、「なんてひどい学校なんだろう」「悪い生徒がいっぱいいるのか」と思った人もいるかもしれません。
そうではないです。
この学校が特別荒れているのではなく、実はどこの学校でも同じようなことが起きているんです。
今の高校生はこういうことをする、というのも違います。昔から、こういう事件は起こっていました。
中学校でも、大学でも、予備校でも、専門学校でも、図書館でも、公民館でも、病院でも、人が集まるところでは今も昔もこういうことが起こるのです。
この高校がひどく荒れているわけではないし、おかしな生徒が集まっているわけでもないことを強調しておきます。
ひどい先生ではない
いくつか情報を目にしましたが、対応にあたった先生はひどい人物である、というわけではないと思います。
適切な対応ができていたのかと問われると、何とも言えませんけど。
「もし自分がその先生の立場にいたとしたら、どんな対応ができたろうか」と想像してみたのですが、いいアイディアが出てこないんですよ。
加害者は精神的に熟しきっていない高校生です。自ら命を断ってしまう可能性も否定できません。
この高校の先生方も、きっと何度も話し合った末に対応に動いていたはず。事なかれ主義のひどい大人だとは思いません。
がっかりしないで
今回の件、中学生とその保護者のみなさまには、ビックリしてもがっかりしないでいただきたい。
「もうこの高校を目指すのはやめよう」なんて思わないで。
過去を掘り返せば、どの高校にもこうした事件はあるはず。暗い影だけを見つめていたら、その学校の素晴らしいところに気がつかなくなってしまいます。
今回は残念な注目の集め方になってしまいましたが、それでも魅力あふれる素晴らしい学校だと思いますよ。
当該校の生徒のみなさん、
しばらくSNSは遮断して。
仲間たちと過ごす今を大切に。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント