なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日も公立入試のお話です。
比べてみよう
昨日の特集記事の続きです。
スペースの関係でカットしたお話を3つ掲載します。
全県の傾向
県教委によると、今年の3年生は、昨年より約6%ほど少なくなっています。実際の数値をまとめるとこうなります。

あれ?
公立高校の全日制に出願した生徒の割合は、去年より増えてるんですね。
公立離れが進んでいると報道されていますが、今年の千葉県はその反動のような動きがあるのかもしれません。
※参考
『前期後期制』の最終年である令和2年度入試では、
3年生が53420人、
公立全日制出願者数が36643人、
その割合は68.6%だった。
学区ごとの比較
2つめの特集は、学区ごとの比較です。
人口が多く公共交通機関の発達している都市部と、その反対の郡部とでは、まるきり異なるデータになっていますよ。
コチラです。

住んでいる地域が違うと、入試の倍率も全然異なってくるんです。青字と赤字でくっきりしてますもん。
あ、1・2年生の保護者のみなさまの中には、『学区』がよくわからない方もいるかもしれませんね。データを地図に重ねてみましょうか。

千葉市と東金市はお隣さんですが、平均倍率は 0.42ポイントも違うんです。もはや別世界。保護者どうしで受験の話をしても、うまくかみ合わないかもしれません。
それくらいの地域差が生じています。
もしも……
最後、3つめのお話はファンタジーです。
もしも第9学区の木高と君高が人口の多い千葉市にあったら、どの程度の倍率になっていたのか。
空想の世界へようこそ。
「お、なまおじがまたバカなことやってるぞ」と肩の力を抜いてご覧ください笑
まず、君津普通科。
第9学区の平均倍率は0.98倍
第1学区が1.28倍
君高普通科の出願者数228人
もし第1学区に君高があったらx人集まる、と空想して比例式を立てると、
0.98:228=1.28:x
これを解くと、x=297.8。
おぉ、300名も集まるのか!
君高は人気がないのではなく、人口が少ないという地域事情が大きく影を落としているようですな。
木更津普通科でも遊んでみましょう。
木高普通科の出願者数349人なので、同じように比例式を立てると、
0.98:349=1.28:x
これを解くと、x=455.8。
つまり、約456名が出願することになります。倍率は1.9を超え(!)、まさに大激戦です。
木高・君高に挑戦するあなた。
倍率の数値を見て動揺しないで。
入学後、思いきり楽しんでいる自分をイメージして。今は、ただただ、机に向かうのです!
出願に関する特集はこれでおしまい。
来週は志願変更があります。
受検生のみなさんは、よく考えて、自分自身で結論を出すようにしましょうね。あなたの人生なのですから。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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