「塗り残し」を見つけて塗りつぶせ!

さくら塾日記
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。 

3年さくらっ子向けのお話です。
 
 
 

Paint it all !

中学校に入学してからこの3年冬までの間、3年さくらっ子のみなさんはコツコツ勉強を進めてきました。

それはいわば、自分の脳みそに基礎・基本という名のペンキを塗ってきたようなもの。
 
……というわけで、受験勉強をペンキ塗りに例えてみようと思います。
 
 
 

脳みそに、ハケを使って、隙間なくペンキを塗る。国語・数学・英語・理科・社会、5色で、丁寧に。
 
 
人によって使えるハケは違います。

大きなハケで短い時間ですませる人もいれば、小さなハケなので多くの時間がかかる人もいるでしょう。  
 

また、塗り方も違います。

スピード重視でササッとやりがちな人もいれば、仕上がり重視でゆっくりやりがちな人もいます。 
 
 

そもそも受験勉強というペンキ塗りは、塗らなければならない面積が広いので、とてもとても時間がかかります。

また、一度ハケを握っただけで完成させられる、きれいに塗りつくせる、そんな人はいません。一度塗りではうまく色はつきませんし、やがて色はあせてしまうからです。
 
 

だからみなさんは、家で二度塗りをし、また時間をおいて三度塗り……としてきました。苦手な教科や単元ほど、何度も何度も塗り重ねてきたはず。
 
 
 

さて、1月も終わりです。受験勉強もそろそろ仕上げを意識せねばなりません。

ペンキ塗りで例えるなら、「塗り残し」がないかの点検作業です。
 

丁寧に塗ってきたから仕上がりに手応えを感じていても、点検作業(=問題を解くこと)は大事です。

イメージ通りに解けたなら、自信にすればいい。自分を褒めればいい。「いいぞ、私」って。
 

点検作業をしてみて、もし「塗り残し」が見つかったら(=基礎知識の抜けが見つかったら)?

 

喜んでください!

「『塗り残し』が見つかった」
「ラッキー!」
「これが私の伸びしろかも」
「ここをおさえればいいんだ」
「まだ得点力が伸びるぞ!」

「塗り残し」が見つかったら、あらためて塗り直ばいいだけですから。何も焦る必要はありません。まだ間に合います

入試当日に、「塗り残し」に気づくのはNG笑
 
  

大事なことをもう1つ。

「塗り残し」とは、基礎問題の間違いや暗記の抜けなどを指しているだけではありません。

どの教科でも、なぜそうなるのか適切に説明できないなら「塗り残し」であると考える必要があります。

困ったら教科書に戻りましょう。

大丈夫、私もいますよ。
 
 
 

3年さくらっ子のみなさん、

公立高校入試本番までの限られた日々は、「塗り残し」を発見し、それを着実に塗りつぶすことに情熱を傾けましょう。
 
 

問題を解いていて正解できなくても、ガッカリする必要はありません。むしろラッキーなんです。

だって、それこそがあなたが探していた「塗り残し」、本番前に無事発見できたのですから。

あとはもう一度ハケを手にして、丁寧に丁寧に塗り直せばよいのです。
 
 
 

学校の授業が、プリントを使っての問題演習がメインになっているなら、「塗り残し」発見のチャンスですよ。

すべて正答できたら自信にすればいい。

もし「塗り残し」が見つかったら?

すぐにふせんなどにチェックをして、その日のうちに確実に塗りつぶす!
 
 
 

学校でも、

家でも、

さくら塾でも、

最終点検の始まりです!
 
 

「塗り残し」を見つけては、塗って塗って塗りつぶせ!
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
  

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