確定倍率が示す、都市部と郡部との格差

なまはげコラム
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こんにちは、なまはげおじさんです。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

昨日の特集記事の続きです。
 
 
 

勉強しようよ中学生

今日は、公立高校入試の学区制にスポットを当てます。
 

第1~3学区が都市部、それ以外が郡部です

 
君津市民は第9学区です。
 

千葉県民は全員が同じシステムで公立高校入試に挑むわけですが、実際にはその大変さが住んでいる地域によってまるで異なっています。
 

昨日公開された、学区別の平均倍率です。
 

 
地域ごとに傾向が大きく異なることが浮き彫りになっています。
 
 
 

都市部の傾向

千葉市(=第1学区)や船橋市(=第2学区)などの都市部は、単純に人口が多いだけではありません。
 

中学受験のリベンジを果たそうと燃える人を中心に、日頃から学習への熱の高い人が多いのです。 

そのため、進学実績のある人気校に毎年多くの受験生が集まり、激戦になります。
 
 

都市部の入試はしんどいことばかりではありません。
 
 

郡部に比べると、志望校選択の幅が豊富です。

公立高校の数が多く、
公共交通機関が発達しているため、

無理なく通える高校がたくさんあるのです。

いいなぁ。
 
 

特にうらやましいのが、上位校の層の厚さです。

「A高校を目指していたけど、
 ちょっと届きそうにないから、
 1つランクを下げて
 (=偏差値で2~3程度下げて)、
 B高校かC高校に変えようかな。」

という、いわば当たり前の選択が可能なんです。
 
 
 

郡部の傾向

一方、君津市(=第9学区)は?
 

君津市は都市部ではなく、郡部です。人口が多くないこともあり、そもそも人気校は生まれにくいです。

中学受験を経験している人はほとんどいません。学習に対する関心もそれほど高くはなく、どちらかといえば部活動に熱心な人が多いように思います。
 
 

高校の数も学科の種類もそれなりに揃っていますが、実際は志望校の選択は限られます

理由は2つ。
 
 

まず、交通の便の良い学校ばかりではないからです。

電車やバスの本数が少ないので、無理せず通える高校となると、ほんの数校に絞られてしまうのです(特に第9学区東部)。
 
 

そして、第9学区の公立高校のバランスが悪いから、という点も指摘しておきます。

『Vもぎ』の進学研究会によると、合格可能性60%偏差値が 50 を超えているのは、第9学区の公立高校には1校しかありません。

50から下に多くの学校が並ぶのに、上位校がほとんどないんです。

「1つランクを下げて(=偏差値が2~3下の高校へ)」という選択ができるのは、第9学区では中堅下位校に限ってのお話。
 
 

郡部の中学生は、都市部の中学生に比べると、高校選びの選択肢がとても狭いのです。
 
 
 

格差をどう埋めるか

公立高校入試の確定倍率を、都市部と郡部という切り口で考えてきました。

すでに格差がひどいことになっています。

この格差は、将来の大学進学まで大きく影響しています。
 

下図は、四年制大学卒業率です。

濃い赤ほど四年制大学卒業率が高く、濃い青ほど低いことを示しています。
 

 
先々のことまで考えて、内房エリアの中学1・2年生のみなさんに提言します。
 

都市部と郡部の格差を埋めるのは、簡単なことではないかもしれません。

今、みなさんにできるのは、毎日コツコツ勉強することだけ。

もうちょっと本気で勉強しませんか
 
 
 
 
 

以上、確定倍率から考える都市部と郡部の格差についてのお話でした。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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