こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は英語検定についてのお話です。
新年度の英検
英検は受け方が2通りあります。
個人で申し込む場合と、
中学校に申し込む場合です。
ちなみに個人申込みは費用が高額です。
中学校での22年度の英検、
検定料が変更されるようです。
ほんのちょっぴり
受検者の多い、準2級・3級・4級の3つについて、22年度の検定料を調べました。
上から順に、20年度-21年度-22年度です。
準2級 \4,900
→ \5,800
→ ¥5,700
3 級 \3,900
→ \4,800
→ ¥4,700
4 級 \2,600
→ \2,900
→ ¥2,900
お安くなるんです、
ほんのちょっぴりですが笑
※4級はお値段変わらず
必須ではないです
千葉県の中学生にとって、昔は英検は重要でした。
3級以上を持っていると、入試で有利になったからです。
英検は受けるのが当たり前でした。
しかし、時代は変わりました。
公立上位校を目指す受験生にとっては、もはや英検は必須ではなくなっています。
内房地区の公立上位校である、
県千葉
千葉東
木更津
幕張総合
君津
のホームページで公開されている選抜要項には、『英検何級以上で加点する(=有利になる)』という文言は一切ありません。
木高……「準2級は参考にする」、『参考』なので加点ではない
幕総……部活動等の活躍に応じて加点アリ、英検については記載ナシ
公立上位校を目指す中学生には、英検の重要性は低下しました。
もはや英検は必須ではなくなっています。
※公立中堅校や地元私立校の受験では、英検3級・準2級を持っていると有利になることもあります
英検のススメ
上の内容とは矛盾してしまいますが、それでも私は、受験までに英検3級を目指すよう、さくらっ子に声をかけています。
その理由は主に2つ。
まず、『調査書』をにぎやかなものにするため。
『調査書』には、「特記事項」という欄があります。
県の運動能力証
市の美術展入賞
などが記載されるのですが、そのような受賞歴がない、なんて人もいるかもしれません。
そんなあなたに英語検定!

これで空欄ができずにすみましたね笑
『調査書』のにぎやかし、ちょっとだけ華やかなものにするための英語検定。
悪くないと思います。
もう1つの理由は、英語学習の1つの目標にしてほしいからです。
英検3級は、中学校卒業程度の出題内容。
それに挑戦することは、英語学習へのモチベーションを高めることにつながると思うのです。
現小6・中1・中2のみなさん、
ぜひ中学卒業までに英検3級取得を目指してください。
出題内容について
最後に、ちょっと気になることを。
現行の『級』は、
準2級 高校1年生レベル
3 級 中学卒業程度
4 級 中学2年生程度
となっています。
しかし、今春から、学校で学ぶ内容が一気に難化しました。
だいたい0.5年くらい前倒しで英文法を消化しているイメージです。
高校生が学習していた「仮定法過去」を中3で学んでますし
現在の出題内容は、実情に合っていないかも……。
英検、いつアップグレードするのかな?
以上、英語検定のお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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