なまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。
今日は、定期テスト対策のお話。
『〆切日』はさくら塾の定期テスト対策です
さくら塾では、定期テストの1週間前に『〆切日』があります。
定期テストに関連した2つの課題をこの日までに仕上げよう、という取り組みです。
2つの課題
2つの課題とは、
●英語教科書チャレンジ
●学校のワーク1周目
です。それぞれ説明しますね。
英語教科書チャレンジ
『英語教科書チャレンジ』、以前ブログで特集しました。こちらの記事です。

1・2年生は、通常授業の中でも『英語教科書チャレンジ』に取り組む時間を多めにとっています。
定期テスト対策というだけではなく、これがそのまま受験対策にもなるため(公立入試大問6の英作文など)、重視しているのです。
できるだけ多くの『使えるフレーズ』を覚えて、役立ててほしいと願っています。
ただし、『〆切日』までにテスト出題範囲のすべてをクリアするには、授業だけでは時間が足りません。
さくらっ子はそのあたりを自分で判断して、積極的かつ計画的に自習室を利用することになります。
自学をうながすひとつの仕掛けでもあります。
学校のワーク1周目
もう一つの課題が、『学校のワーク1周目』です。ワークだけではなく、漢字ドリルや英語の「語順トレーニング」などもチェックします。
この地域の中学生の「テスト直前あるある」、ワーク編。
直前にあわててワークを開き、
間に合いそうにない、
提出物だぞ困ったな、
答えをまる写ししちゃえ……
こういう人が本当に多い(笑)。
気の毒ですが、それは「勉強」ではなく、ただの「作業」です。
まったく学力はつきませんし、成績も上がりませんよ。
学校のワークは、早めに1周目をやるのが大事なんです。その理由をパパっとご紹介します。
理由1;出題範囲の全体像をつかむことができるから。
理由2;基礎・基本の「穴」を埋めることができるから。
理解の不十分な単元を見つけ、
あらためて調べ直したり、
覚え直したりできる。
理由3;ワークを何回か解き直すことで演習量を確保できるから。
理由4;早めに提出物を完成させることで精神的に余裕がうまれるから。
理由5;早めに取り掛かろうとすることで、計画性が育つから。
ね?
いいことだらけでしょう?
そこでさくら塾では、テスト1週間前までにワークを終わらせることになっています。
さくらっ子にとっては、もう常識です。
それだけでなく、2回転・3回転と何度も解き直します。
問題演習を通じて身につけていく、仕上げていくことを狙っています。
『〆切日』のあと、十分にワークをやりこんだら、追加のプリントを要求することもできます。
『英語教科書チャレンジ』
『学校のワーク1周目』
この2つが『〆切日』に完了させなければならない2つの課題です。
間に合わなかったらどうなるの?
さて、ここで大事なお話を。
『〆切日』までに2つの課題が終わらなかったらどうなるか。
当日滑り込みセーフ……とならなかった場合、私からイエローカードが提示されます。

イエローカードをもらってしまったら……
テスト対策『桜吹雪の日』に参加できません
『〆切日』に間に合わなかった場合、定期テスト終了までの間、自習室の利用ができなくなります。

え、それだけ?
そうです、自習室が使えなくなるだけです。グラウンド100周とか3時間説教されるとかそういうペナルティはありません。

(たいしたことないじゃん)
ただね、自習室が使えないと、『テスト対策;桜吹雪の日』に参加できなくなるのです。

(ぬ?)
『テスト対策;桜吹雪の日』とは、対象の中学校のさくらっ子みんなで自習室に集まって、集中してテスト勉強をする日のこと。
テスト勉強中に、もし何か困ったことがあったら・・・

●●●って、こういう解釈でもいいんですか?

コレ解答例と違うんですけど、OKですか?

この問題、ヒントくださーい!

センセー、この単元の問題プリントもらえませんかー?
……と、すぐに私に声をかけることができます。
それが『テスト対策;桜吹雪の日』、
定期テスト終了まで続きます。
『〆切日』と『テスト対策;桜吹雪の日』、この2段構えがさくら塾のテスト対策であり、さくら塾が定期テストに強い理由でもあります。
しかし、イエローカードをもらってしまうと、自習室が使えなくなるため、これに参加できなくなるというわけです。
家でひとりきりでテスト勉強をすることになります。
※入塾したばかりのさくらっ子の場合は、『〆切日』を免除することもあります。
2回連続イエローカードだと・・・
めったにないことですが、次回のテスト勉強でもやらかしてしまって、2回連続イエローカードになったとしたら……?
その場合はレッドカード!

レッドカードには厳しく臨みます。
退塾です。
約12年で2名がさくら塾を去っています。
本音を言えば、レッドカードなんて出したくはないです。たくさんある塾の中で、さくら塾を見つけ出し、選んで、通ってくれた生徒だもの。
しかし、公立上位校に本気で進学したい人の塾である以上、先を見て自発的に勉強に取り組んでいくのはさくらっ子としての生命線、そこは譲れないのです。
実際にやってみればわかると思うのですが、『〆切日』の2つの課題は、ひどく難しいわけでもないですし、また、量がやたらに多いものでもありません。
どちらも、無理のない計画を立て、それを着実に実行していけば、誰にでも必ず終えられます。
『〆切日』や『桜吹雪の日』などのテスト勉強を通じて、自分なりの自学の方法を試行錯誤していってほしいと強く願っています。
その経験の積み重ねが、高校でのさらなる成長につながるからです。
以上、さくら塾名物『〆切日』のお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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