なまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。
県教委が令和4年度入試の募集定員を発表しましたので、今日はそのお話です。
令和4年度公立入試、募集定員確定!
千葉県では、現中3生は1つ上の学年より人数が多い。これは『【令和4年度入試』】今年の公立入試の募集定員はどうなるのか予想しよう!』という記事でお伝えしたとおりです。
この記事では約1200人増える予定と書きましたが、県教委のデータでは約1600人も多くなるのだとか。あらあら。
そのため、令和4年度入試の全日制総定員は6年ぶりの定員増となりました。
定員増
6年ぶりの定員増。
その対象になったのは、以下の16校、すべて40人ずつの増です。
・千葉北(第1学区)
・磯部(第1学区)
・八千代東
・八千代西
・船橋啓明
・船橋二和
・船橋法典
・船橋北
・松戸
・松戸六実
・柏の葉
・佐倉東
・佐倉西
・四街道北
・成東
・市原八幡(第9学区)
君津市民とかかわりの深い第9・第1学区について。
千葉北・磯部・市原八幡の3校で40人の募集定員増となりましたが、実はこの3校、現高1の代の入試で40人の減にされていたんです。つまり、元に戻っただけなんですね。
定員減
一方、以下のリストの高校は、募集定員減と発表されました。
佐倉南・市立稲毛ともに、募集減は事前に計画されていた通りです。その他の高校の減はまったくないようです。驚かされました。
令和4年度入試はどうなる?
募集減になる高校が実質的にゼロということは、現高1の入試で定員割れが続出した事に対する対応は一切ナシということのようです。昨年度の惨状については、『【令和3年度入試】2次出願のようす』にまとめてあります。
県全体で1600人増える、
募集定員は400席の増、
差し引き1200席減る、
よって定員割れする高校は減るだろう、ということなのでしょう。
……甘くない?
その見込み、甘すぎない?
データを見てみましょうか。「昨年度の募集定員」「昨年度の志願者数」「昨年度の合格者数」そして「令和4年度入試の確定募集定員」をまとめました。下線は定員割れであることを示しています。



昨年度、第9学区は定員割ればっかりだったんですよ。それなのに、募集定員を減らさないままになってしまいました。
令和4年度入試も、定員割れに悩む高校がたくさん出てくるでしょう。
県教委、本当にじっくり考えたのかなぁ。デルタ株対応に忙殺されて時間がなかったんじゃないかなぁ。
以上、令和4年度入試、募集定員についてのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント