教科書内容はいつまでに終えるべきか問題を考える

なまはげコラム

 
 
 
 なんだろう、急に暑くなるのやめてもらっていいですかね。こんにちは、なまはげおじさんです。

 君津市のさくら塾のブログへようこそ。

 今日は他県と比較しながら、学習進度を考えていきます。
 
 
 

教科書内容はいつまでに終えるべきか

 公立高校入試は、都道府県ごとにシステムが異なります。

 学力検査の問題、同じ南関東でも、千葉県とそれ以外とではだいぶ違うのをご存じでしたか。
 
 

東京都・神奈川県・埼玉県の場合

 勉強が得意でない生徒が集まる高校も、難関大学を目指す生徒が集まる高校も、一律に同じ入試問題で合否を決定するのって、無理があるんじゃないか。
 上位校の合格ボーダーラインには、数点差で受験生がひしめき合っているなんてザラ。難易度の高い応用問題にしないと、ミスの少ない『内心美人』ばかりが集まってしまいかねない。
 

 私はかねがねそんなことを考えているのですが、実際に上位校のみ応用問題で入試を行っているところがあるんです。
 

 次の画像は、都教委が作成した資料です。

 
 都立のトップ10校では、理社は共通問題のままですが、国数英の3教科は自校作成問題で入試を行っています。

 自校作成問題とはズバリ応用問題で、とんでもなく難しいんです。私立有名進学校のそれと同レベル、と表現すればその手強さが伝わるでしょうか。基礎・基本をはるかに超えているため、学校の授業を理解しワークをやり込む程度では、到底歯がたちません。進学塾に通うなり、本屋さんで応用問題集を購入するなり、特別な対策をする必要があります。
 

 もしさくら塾が東京都にあったとしたら、今のシステムでは上位校を目指すのは無理、大変身する必要があります。
 学校の進度なんて完全に無視、ひたすらに先取り学習をして夏までに教科書内容を終えて、夏から応用問題ばかりにどっぷり浸かってもらうことになるでしょう。

 入試のシステムが違うと、その準備の進め方(=受験勉強)も大きく異なるわけですね。
 

 上位校のみ応用問題で入試を行うのは東京都だけではありません。神奈川県・埼玉県でも同様のシステムが採用されています。

 東京都・神奈川県・埼玉県で公立上位校を目指す受験生は、できるだけ急いで(遅くとも夏休みを終えるまでには)数学・英語の教科書内容の学習を終える必要があります。そうでないと間に合わなくなるからです。
 

 話はずれますが、同程度の偏差値なのに、東京や神奈川の学校の方が、千葉県の上位校よりも大学合格実績がいいのはなぜなのか。その理由は、こうした入試システムの違いにもあるかもしれませんね。
 
 
 

千葉県の場合

 さて、我らが千葉県のお話。

 千葉県では、みなさん御存知の通り、県内どの公立高校を受験するにしても同じ問題で入試が行われます。

 すべて基礎・基本に沿った出題ですので、特別な対策は必要ありません。
 

 ただし、都市部と郡部とでは状況が異なるので、分けてお話します。
 
 

千葉県 都市部

 学区でいうと、第1・第2・第3。
 

 
 このエリアの特徴は、公共交通機関が発達していることと、優れた大学合格実績のある私立進学校が存在していること。中学入試で残念な結果になったあの学校に再挑戦するぞ、という受験生もいるかもしれません。

 もし、渋谷幕張・市川などの私立進学校の受験を検討しているなら、やはり夏休みを終えるまでには数学・英語だけでも教科書内容の学習を完成させる必要があります

 そうでなければ慌てることはありません。
 
 
 

千葉県 郡部

 第4から第9学区には、応用問題ばかりが出題されるような私立進学校は存在しません。ですから、「夏休みのうちに教科書内容を終わらせないと間に合わなくなる!」なんてこともありません

 県千葉千葉東を目指す人も、猛スピードで教科書を終わらせる必要はナシ。そうですね、遅くとも冬休みに入るまでに5教科の教科書を終えていればOKではないでしょうか。十分間に合いますよ。

 あまり急いで勉強しても、基礎・基本の「穴」がたくさんできてしまうんです。冬になって「わからない」「できない」ことばかりになってしまい、受験勉強が思うように進まなくなりますよー。 

 学校の授業で学んだことを、お家でじっくり時間をかけて身につけることができれば、それが立派な受験勉強になります。じっくり進めましょう。
 
 
 
 
 

 以上、教科書内容の学習はいつまでに終えるべきか、というお話でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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