新しい英語の教科書、今春は移行措置対応で大忙し

なまはげコラム

 
 
 
 なぜ日本代表にジェフの選手が選ばれないのか理解できないなまはげおじさんです、こんにちは。試合はジェフの本拠地でやるのにね、おかしいね。

 君津市のさくら塾のブログへようこそ。

 今日は、新しくなる英語の教科書のお話。
 
 
 

今春は移行措置対応で大忙し

 来月スタートする21年度。
 配られる教科書は一新され、特に1年英語の難易度が急上昇することはすでにこのブログでお伝えしたとおりです。

 さくら塾ではすでに新学年の単元の学習を始めています。それを通じて私が感じたことから、実際に学校の授業が始まったらどうなりそうか、短くまとめてみます。
 
 
 

1年英語

 小学英語で習得する英単語・連語は600~700語とされていますが、この「習得」という言葉をどう捉えるかが、新中1生が『中1ギャップ』に陥るかどうかに大きく関わってきます。意味がわかればよい、「読むこと」ができればいい、いや「書くこと」までできないと、……。

 現在の小学英語はコミュニケーション重視で、あまり「書くこと」には力を入れていません。しかし、中学校では定期テストに代表されるように、「書くこと」が大変重要になります。

 小学校の先生の中には、小学英語と中学英語の違いを理解し、教え子がそのギャップを乗り越えるにはどうするべきかと試行錯誤してきた方もいらっしゃいます。その教室を卒業した新1年生は、きっと『中1ギャップ』に悩むことなく中学英語に挑んでいけるでしょう。

 逆に、英語を「書くこと」をあまり体験しないまま卒業してしまった小6生もいるかもしれません。うーん、1学期は相当苦戦することになるかもしれません。説明しますね。
 

 このエリアで採用している英語の教科書「NEW HORIZON」では、各Unitごとに新たな英文法を学んでいくスタイルです。
 各学年の Unit 0 では、前年度までに学習した英文法だけでできている短い英文が掲載されています。4月の授業は、それを使って既習事項の復習をするわけです。
 Unit 0 にも新出英単語はありますが、復習が主目的なのでその量はごくわずか……でした、今までは。

 新しくなる教科書での1年英語 Unit 0 、その新出英単語のリストがコチラです。
 

 
 これね、Unit 0 のすべてではないんです。教科書見開きの左側だけ、リストの続きはあと2ページ分あります。
 もちろんほとんどの英単語が小学校で学習済みのものばかりなので、知っている、読める、そういったポジティブな反応が多いのですが、じゃあ書けるかというとそれは話が違うわけで。新1年さくらっ子も暗記に苦戦中です。
 「書くこと」に慣れていない新1年生には、すべて覚えるのは決して簡単なことじゃないですよ。

 テストについてもふれておきます。
 6月に初めての定期テストがあります。例年、1年英語は平均点が70点後半になるものですが、これからはさすがにそんな高得点にはならないでしょう。
 ただし、英語嫌いの生徒を大量に生み出しかねないので、出題形式には配慮があるかもしれません(問題用紙をよく読むと、答えるべき英単語が掲載されていたり)。
 そのため、そこそこ得点できた状態で夏休みに突入してしまい、2学期中間テストで深刻な現実に直面する、そんな1年生が大勢現れると想像しています。
 

 さくらっ子への指導をもとにした、私の1年英語のイメージを書いてまとめとします。

●英文法はなんとかなりそう
英単語を「書くこと」がポイント
●『中1ギャップ』多発、
 時期は2学期中間テスト後?
●中学入学までの必修事項
・アルファベットが書ける
・名前・地名がローマ字で書ける
●小学英語の単語を書けるようになっているとgood

※よりよい英語教育を目指して中学校の英語科の先生とミーティングを開いたりしたかったでしょうが、このコロナ禍ではそれも難しかったはず。今年は卒業式を迎えられただけでも大成功だと思います。小学校の先生方、お疲れさまでした!
 
 
 

2・3年英語

 上の『1年英語』は、今後数年間続く混乱についてのお話ですが、この『2・3年英語』は今年だけのお話です。
 新年度の2・3年英語も大変なんですよ。

 新しくなる教科書では、学習する時期が前倒しになる英文法がいくつかあります。ですから、「Unit 0 は前学年で学んだ英文法だけでできた短い英文」と書きましたが、今年に限っては既習ではない英文法が掲載されているのです。3年 Unit 0 には「受動態」が、2年 Unit 0 には「be動詞の過去形」「There is」が、それぞれ復習として使われているんです。

 Unit 1 で新学年として新たに学習する英文法が、以下のとおり変更されているのです。

3年生
・旧 「受動態」
・新 「現在完了」
 「受動態」は2年Unit 7 で学習済みということになっている

2年生
・旧 「be動詞の過去形」
・新 「未来を表す表現」
 「be動詞の過去形」は1年Unit 11 で学習済みということになっている
 ちなみに「There is」も1年で学習済みということに

 新しい教科書での学習を始める前に、新3年は「受動態」を、新2年は「be動詞の過去形」「There is」を、それぞれ急ぎ足で学ぶことになります。今年だけの特別措置。やらないと教科書を使えない。

 さくらっ子への指導をもとにした、私の2・3年英語のイメージを書いてまとめとします。

4月にロケットスタートが必要
 教科書指導が終わらなくなる可能性アリ
●定期テストは得点しづらくなる
 原因は増量される新出英単語

 変異株による第4波の可能性も考えると、春からガンガンやらないとまずいことになりそうです。
 
 
 
 
 

 以上、新しくなる英語の教科書についてのお話でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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