なまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。
今日は入試のお話です。
県教委、追加措置を発表
新型コロナウイルス感染拡大中の大学入試共通テスト。いくつかトラブルも起きたようですが、何とか終えることができました。
さあ、公立高校入試のシーズンに入ります。
千葉県教育委員会では、共通テストのようすを参考に、感染拡大を防ぐための話し合いが持たれたようです。本日20日(水)付けで、県教委のサイトに公立入試における追加措置が発表されました。
まとめると以下のとおりです。
出願について
願書の提出(=出願)は、これまでは各高校に直接行かなければなりませんでしたが、今年は特別措置がとられます。
郵送可になるのです。

出願の方法は、中学校の先生が決定することになるでしょう。
県教委の指定する「角型2号の封筒」のストックが家にある受験生なんてそんなにいないでしょうし、おそらく「中学校がまとめて郵送」か「中学校がまとめて高等学校に持参」が多くなるのではないでしょうか。
今回の特別措置である「郵送」ですが、1点注意事項があります。
それは、期日が「持参」よりも1週間早いこと。下のカレンダーをご覧ください。

県教委は、配達日を4・5・8日のいずれかに指定することを条件としました。ということは、それよりも前に郵便局に封筒を届ける必要があるわけです。
中学校の先生方が「中学校がまとめて郵送」を選択した場合、1月末までに書類を完成させようとなさるはず。これが受験校決定のリミットになります。
今までの受験カレンダーをながめていて、

2月5日(金)までに受験校を担任の先生に伝えよう、それでギリギリ間に合うはずだし
なんて考えてる人はいませんか?
「持参」ならそれでも間に合いますが、「郵送」ならアウトですぞ。
今年に限っては、受験校決定は1月末までに!
時間割について
細かな変更がありますが、注目は「国語と数学の検査の間の休憩等の時間を20分から30分とします」というもの。
教室に入れないから(次の教科の問題配布のため)廊下やトイレで過ごすことになるのですが、30分はいくらなんでも長すぎやしませんかね? 実際はテスト開始5分前着席完了なので、休憩は22分前後かな。
ちなみに第2日の理科と社会の間も同じ措置が取られます。
受検生はこの時間の過ごし方について、考えておいたほうがよいでしょう。
健康観察について
なんと今年は当日に提出物を義務付けられました。しかも保護者のハンコが必要です(河野太郎氏が眉間にシワを作りそう)。

これ、あんまり意味ないですよねぇ……。事前にすべて記入しちゃう受検生がほとんどになるでしょうから。本気で感染拡大を防ぐなら、当日ひとりひとり検温して、基準を超えている人に特別措置をとるしかないと思うんですけどね。
その他
『その他』として、気になる文言がありましたのでとりあげます。
それは、「常時換気を行いますので、志願者は上着など暖かい服装(華美でないもの)を用意してください」というもの。
この一文でわかるのは、
・会場は常に換気状態
・つまり寒い
・よって上着着用でのテストになる
……ということ。
上着かぁ。
袖口があまりモコモコしていないものにしないと、当日テストをやりづらくなるでしょうから、それは注意しなくちゃいけませんな。
また、英文字がプリントされているものも避けたほうが無難です。大学入試の会場では、英文字のプリントがある上着を着ていると、そこにガムテープを貼られてしまうんです。
当日、制服の上にはおるものについても考えておきましょう。
追記 1月28日
以下のアナウンスあり。

以上、公立入試の追加措置についてのお話でした。中学校の先生方の説明をよく聞いて、それにしたがってくださいね。県教委のサイトはコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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