君津市の小中学生にスマホは必要か

なまはげコラム

 
 
 
 なまはげおじさんです、こんにちは。

 さくら塾のブログへようこそ。

 今日は、小中学生のお子さんをお持ちの保護者の方に向けて、スマホについてのお話を書いてみました。
 
 
 

君津市の小中学生にスマホは必要か 

 お子さんに、「スマホ買ってー!」とせがまれている人、かなり多いのではないでしょうか。もうすでに買い与えたという人もいれば、中学生になったらという約束をしている人もいるかもしれません。
 

スマホ。

いらないです。

 
 君津市の・・・といいますか、内房エリアでの子育てであれば、スマホはいらない。

 高校生になってからで十分です。
 

 私がそう考える理由を述べる前に、まずは小中学生がスマホを持つことについて、メリットとデメリットをまとめてみます。
 
 

小中学生にスマホを持たせるメリット

 まずは、スマホを持つことで、こんなにステキなことがありますよというメリットを4つあげてみます。
 

ア;緊急時に連絡が取れる

イ;子どもの居場所がわかる

ウ;今どきのコミュニケーションに役立つ

エ;勉強や調べものに役立つ

 
 アとイは、どちらもお子さんが外出しているときを想定したもの。たしかに、すぐに連絡が取れるのは安心できます。うむ。

 ウは、いわゆる LINE ですな。こういうのが好きな子にはたまらんでしょう。うまく利用できれば、友だちとの関係をより密なものにできるかもしれません。

 エについてですが、困ったときに google先生に聞くだけではありませんぞ。来年4月から新しくなる英語の教科書には、QRコードがついているんです。スマホのカメラモードでそこにあててやると、ネイティブの発音を聞くことができるようになります。下の画像は、東京書籍の公式サイトのものを拝借しました。
 

 
 つまり、スマホがあれば、聞くこと・話すことの両方の練習を、家庭でひとりきりでできるようになるわけです。便利な時代になったものですな。
 
 
 

小中学生にスマホを持たせるデメリット

 次に、スマホを持つことでこんなトラブルが起きるかもしれませんぞ、というデメリットを4つご紹介。
 

オ;生活リズムが崩壊する 
 スマホは、ゲーム・マンガ・YouTubeをはじめとする動画・LINEなどのSNS、その他小中高校生をとりこにする、実に魅力的なコンテンツが勢ぞろいしています。自室にスマホを持ち込むようになると、ずーっと触り続けるようになりますよ。
 すると、寝る時間がどんどん遅くなり、朝なかなか起きられなくなっていきます。学校も遅刻が多くなり、保健室の訪問回数が増えたり、ひどくなると学校に通えなくなったり。
 これ、珍しい話ではありませんからね。

カ;勉強のジャマになる
 たしかに勉強に役立つスマホではありますが、こちらの都合に関係なくピローン♪などと通知が来ちゃうものなんです。すると、そのたびにシャーペンを手放してスマホを触ることになり、直前まで頭の中で集中して考えていたことが霧消してしまいます。本当に勉強のジャマになりますよ。
 コロナ禍の前、君津中央図書館でテスト勉強をしている高校生の姿を見たことはありませんでしたか? ほとんどみんなが、スマホをいじっていたでしょう? そういうことですよ。

キ;友だちとのトラブルの原因になる
 スマホがきっかけになって学校で友だちとトラブルになったり、またはトラブルに巻き込まれたりすることが、本当に多くなりました。
 さくらっ子たちからも、いろいろな話(主にトラブルに巻き込まれてしまったというグチ)を聞いております。
 こんなの学校の先生からすれば「どうやって防げばいいんだ!」っていう話ですよ。

ク;費用がかかる
 お金についてを申し訳なく思っている小中高生はめったにいません。親が払うのは当たり前、くらいに考えている人の方がずっと多いんじゃないでしょうか。ものすごく高額になるのに。
 キャリア(ドコモやau、それとも格安系)やプランにもよりますが、1台の通信費用が年間5~8万円になることも・・・。あ、本体購入費と月払いの通信費用だけじゃないかも。ゲームにはまって課金しまくるようになると、月に数万円なんて話も耳にしますぞ・・・。
 
 
 

小中学生にスマホはいらない

 さて、小中学生にスマホはいらない、そう私が考える理由についてお話します。

 先ほどあげた、4つのメリット。これらは全部、スマホがなくてもなんとかなるんじゃないかと思うんですよ。

ア;緊急時に連絡が取れる
 電車通学になる高校生なら確かにあった方がよいと思います。突然の荒天で電車が止まってしまって困っている、なんてときに家族にSOSを送ったり。しかし、行動範囲が自宅・学校・塾くらいの内房エリアの小中学生なら、そういった緊急時なんてめったにないと思うのです。この意味で、文科省が学校へのスマホの持ち込みを許可する方針と聞いたときには、耳を疑いました。
 逆に、親から子に対して、緊急にメッセージを伝えなければならない場面って、何かあります? 塾に迎えに行く時間がちょっと遅くなる、といったことであれば、入塾前に「遅れることもあるかもしれない」「クルマが見えなかったら教室で待たせてもらいなさい」「10分待っても来なかったら電話を借りなさい」と約束事を作っておけば十分だと思うんです。

イ;子どもの居場所がわかる
 この機能は、子どもがクルマで連れさられたりすることをイメージしているのでしょうか。そうだとしたら、犯人はまず最初にスマホを取り上げて捨てると思うんです。それにスマホがなかったとしても、街の防犯カメラにクルマが写っているはず。スマホの有無は防犯の決め手にはならないと思います。
 あとですね、子どもがなかなかのヤンチャさんで、居場所がわからなくなるなんてことがしょっちゅうあるなら、そもそもスマホなんて買い与えちゃダメ(笑)。そんなことをしたら、いよいよコントロール不能な状態になってしまいますよ。

 アとイ、2つのメリットについてまとめると、小中学生は外出時にスマホを持っている必要はない、ということです。つまり、たいしたメリットではないということ。
 

ウ;今どきのコミュニケーションに役立つ
 スマホを持っていないと入れないようなグループは、間違いなくトラブルメイカーの集合体です。クラスの中で目立つ人たちかもしれませんが、むしろ近づかないほうがずっといい。
 例えば、時間を考えずにLINEを送ってみたり、深夜にわざわざそれに返信したりする。根拠のないウワサ話を面白半分でまき散らして、翌日教室で意地の悪い含み笑いをする。はたまた、会ったことのない異性に積極的に関わろうとしたり、実際に接触して取り返しのつかないことになることも・・・。
 スマホを介したコミュニケーションは、ある程度自律できている人向けです。そうではない人がやろうとすると、たいてい痛い目に遭います。

 これ、デメリットのカ(勉強のジャマ)・キ(友だちとのトラブル)との関連も強いです。小中学生がSNSを上手に利用するのは、本当に難しい。自分だけでなく、相手も自律できていないと、確実におかしな方にいってしまうからです。
 
 

 我が子に「みんな持ってるのに」「どうしてウチだけ」などと何度も迫られると困ってしまいますよね。でもね、どうか、小中学生がスマホを持つことを軽く考えないでくださいね。便利さよりもむしろ恐ろしさの方がずっと大きいです。
 
 

エ;勉強や調べものに役立つ
 これについても難癖をつけることができます。別にスマホじゃなくてもいいじゃないですか。そうです、タブレットがあればいいのです。
 
 

タブレットをオススメします

 勉強や調べ物をするために、そういったアイテムが欲しいのであれば、私はスマホではなくタブレットを推します。
 

 
 小中学生がお家で使い倒すのであれば、上のような機種で十分です。

 google でパッと調べることもできますし、QRコードでネイティブの発音も聞けます。理科の天体の動きについて、動画で確認することもできます。

 インターネットへの接続は家庭のwifiで十分です。wifiですから、通信費用は0円です。必要なのは本体購入費のみ。いかがでしょう。
 

 もし、このタブレット作戦を採用するなら、家庭内ルールをしっかり定めて、それを家族みんなで確認するようにしてくださいね。
 例えば、「このタブレットはあくまでも学習用なので、LINEやゲームをダウンロードしない」「夜●時を過ぎたら利用不可」「充電は個室ではなくリビングで」「家の外に持ち出さない」などなど。

 そして、たまに、
 

ママン
ママン

ヘンなの見るんじゃないよー!閲覧履歴でバレるからねー!

さくらっ子
さくらっ子

み、み、見ねぇし!!!

 
 ・・・などと声をかけてあげれば十分でしょう(笑)。
 
 
 

LINEなどSNSは中学生に必要か

 最初に結論を。

 中学生に、LINEは不要です。

 学習に役立たせるためにタブレットを導入するのであれば、LINEをダウンロードするのは絶対に避けたほうがいいです。学習しているときに、その集中を妨げるように ピロン♪ と着信が入るようになりますよ。

 部活動など学校の連絡に必要であれば、保護者のスマホで十分対応できます。
 

 「いや、今どきの子どもたちの世界には、LINEなどのSNSが不可欠だ。使いこなせるように積極的に利用させるべきだ」というご意見の方もいるかもしれません。
 なるほど。
 ご家庭の教育方針に口を挟むつもりはありませんが、ダウンロードさせる前に、必ずおウチのルールを親子で作ることをオススメします。それが、トラブルに巻き込まれずにすむ「防波堤」になるかもしれないからです。
 
 
 
 
 

 以上、スマホについてのお話でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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