【令和2年度版】平均点の推移で考える千葉県公立入試

千葉県の高校入試

 
 
 
 北九州市の教委は、また臨時閉校することを検討しているのでしょうか。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 昨日、県教委が現高1の代の高校入試のデータを公表しました。ご覧になりましたか。今日はその特集記事です。ちなみに昨年の特集はコチラ。

【平成31年度版】平均点の推移で考える千葉県公立入試
こんにちは、なまはげおじさんです。県教委ではなくテスト会社が入試データを発表しました。どうなってるんだろう??? 昨年度のようすについては、以下の記事でご確認ください。各教科の平均点と5科計 データを見...

  
 

各教科および5科計の平均点

 まずは、前期選抜が行われた翌朝の「新聞各紙の分析」と、県教委発表の「実データ」を比較して、分析がどれだけ正しかったのかをチェックしてみましょう。

 前期選抜翌朝の「新聞各紙の分析」記事はコチラ。
 

 
 もうね、各紙バラバラ。特に国語と数学。

 さて、実際の平均点やいかに。
 

 
 私の分析記事へもリンクしておきます、それほど的外れなことは書いていないと思いますが、読み比べてニヤニヤしてください(英語ははずしましたね笑)。

 

 実データをまとめるとこんな感じでしょうか。

 
【前期選抜 平均点】
 ※カッコ内は昨年度との比較
 国語 46.0(- 8.2
    大きく下がった
 社会 60.7(+ 4.1)
    微増
 数学 51.4(- 3.1)
    微減
 理科 48.8(-11.8
    大きく下がった
 英語 54.6(+ 1.0)
    微増

 
 上位校の合否を分けたのは、国語と理科の得点だったのではないでしょうか。
 
 
 

5科計平均点の推移

 次に、5科計平均点の、年度ごとの推移をチェックしましょう。

 5科計で見ると難化。昨年度と比べると、前期選抜が ー18.0 、後期選抜が ー29.9 とかなり下がりました。
 

 
 現中3生の入試から、前期後期制が廃止され、公立入試は一発勝負になります。今年の集計データから想定するに、5科計平均は 260~280 あたりになるのではないでしょうか。

 上位校受験生にとっては、出題が難しく平均点が低くなるほど得点がばらけてきますし、出題が簡単で平均点が高くなるほどボーダーライン近辺に団子状態(=1点を争うディフェンス勝負)になります。さて、どちらになるかな。
 
 
 

前期選抜 教科別平均点の推移

 それでは、教科別のデータです。さくら塾で作成した7年分。

 どの教科の平均点もだいたい55点前後になるように作られている・・・と思うのですが、作成者がコントロールに苦しむ教科もあるようで。
 
 

荒ぶる国語

 まずは、国語。誰かどうにかして、そう嘆きたくなるほど荒ぶるグラフ。ちょっと見てくださいよ。
 

 
 前年に平均点を9点も下げてたら、さすがに今年の出題は平易になるかなって考えるじゃないですか。それがまさかの2年連続の難化ですよ。序盤からヒノカミ神楽を連発しちゃうようなお話ですよ、そんなことされたら無残様も泣いちゃう。
 2年連続のダウンで、現高3の代に比べると実に 17.2点も下がってしまいました。どうかしてる。まさに『令和の問題児』、国語。

 千葉県の国語がなぜこんなに得点しづらいのか、特集記事はコチラ
 
 

安定の数学・英語・社会

 千葉県前期選抜では、数学・英語・社会の3教科は、平均点が大きく動くことはあまりありません。
 

 
 数学はたしかにちょっとした難問もありますが、それができなくてもほかの問題で確実に正答できれば十分高得点に届きます。

 英語はリスニング重視にこそなりましたが、出題は平易なまま。上位校の受験生は、この教科にはかなりの自信をもって本番に挑んでいるはず。

 ここ数年の社会のグラフにはうっとりさせられます(笑)。ほぼ55点。問題作成者・編集者のバランス感覚、すばらしいと思います。
 
 

落ち着きのない理科

 千葉県の理科はですねぇ、何と言えば伝わるでしょうか・・・。平均点のグラフが、何とも特徴的なんです。君研で午後がお休みの日の小学生男子なみに落ち着きがない、プールの授業中に「よーし、自由時間15分!」とか声がかかったときの小学生男子なみに次の動きが読めない。そんなグラフ。
 

 
 うーん、この教科は、平均点を調整しながら問題作成をするのが相当難しいんでしょうか。グラフを見ていると、もうまるでコントロールできていませんもん。まさに元気いっぱい、小学生男子。
 
 
 

現中3生の平均点はどうなる???

 最後に、現中3生の入試の平均点について。

 コロナ禍による閉校の影響を考えて、県立入試の出題範囲を縮小することは、県教委としてはどうやら決定事項のようです。国語以外の4教科、どこまでが出題範囲になるでしょうか。また、1・2年の単元を深堀りするような出題になるのでしょうか。もう少し情報を集めないと、今はまだ何とも言えません。

 そんな状況ですので、平均点の予想も、ぼんやりとしたものになってしまうことをお許しください。

 数学・英語・社会は今年とほぼ同じくらいになるのではないでしょうか。英語の試験時間が60分に延長されますが、出題自体はさほど変更がないものと思われます(現中2生からは変わります、難化間違いなし)。

 時間延長するなら、それが必要なのは国語なんですけどねぇ・・・。「聞き取り検査」+「基礎知識問題」+「説明的文章読解」+「文学的文章読解」+「古文」+「条件付き作文」という千葉県ならではのフルコースの超大盛りセット、そろそろ見直してほしいなぁ(平泉成)。平均点は、さすがに今年よりは上になるように調整してくるでしょう。

 理科も今年がアレだったので易化、平均点が上がるはず。でも、このコの動きは予想できない。油断大敵。
 
 
 

 以上、千葉県公立入試のデータ特集でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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