5月1日、文科省初等中等教育局長、通知を出す

なまはげコラム

 
 
 
 寒いんだか暑いんだかわからなくなってきたなまはげおじさんです、こんにちは。風邪ひかないように気をつけます。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 今日のブログは、なんと文部科学省のえらい人が出した文書についての特集です。あ、内容は全然難しくないので身構えなくてもだいじょうぶですぞ。
 
 
 

初等中等教育局長曰く

 文部科学省の頂点は当然事務次官さまなので、局長さんはさしずめNo.2といったポストでしょうか。その初等中等教育局長さんから、都道府県教育長および知事さんたちへ、小中学校についての通知が出されました。日付は5月1日、ゴールデンウイーク中です。

 この通知をもとに、県教委から君津市教委へ、そして君津市教委から小中学校へ、何らかの伝達があるものと思われます。

 いったいどんなことを伝達したのか、通知の内容をチェックしてみましょう。「教科・行事について」「成績・評価について」に絞ってまとめてみました。
 
 

教科・行事について

 まずは、教科・行事について。このような記述が確認できます。
 

 
 これ、なかなかすごいことが書いてあります。学校でやってはならないことのリストなんですよ。色を付けてみました。
 

(2)各教科等の指導における感染症対策について
 各教科等の指導については,以下に掲げるものなど感染症対策を講じてもなお感染の可能性が高い学習活動については行わないこと
・音楽科における狭い空間や密閉状態での歌唱指導や身体の接触を伴う活動
・家庭科,技術・家庭科における調理等の実習
・体育科,保健体育科における児童生徒が密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動
・児童生徒が密集して長時間活動するグループ学習
運動会文化祭,学習発表会,修学旅行など児童生徒が密集して長時間活動する学校行事

 
 この通知の効力がいつまでなのかはわからないのですが、おそらく今年度中は、運動会・文化祭(=合唱コンクール)・修学旅行は行わないことになるようです。流行地の東京都と感染者ゼロの岩手県ではずいぶんと状況が異なるでしょうに、全国統一ですかぁ・・・。君津市も近いうちに各中学校から発表があるのかな。ガッカリする人が多そうであります。

 気になるのが、禁止する活動の例にある「児童生徒が密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動」という表現です。球技がアウトってことかなぁ、なんて思ってたんですが、よくよく考えるとこれ、ほとんどの部活動が当てはまりませんか? ひょっとして、部活動もかなりの活動制限を強いられることになるのかな。いやいや部活動は「各教科等」ではないからやっても構わないのだ、という読み取り方もできなくはないですが(笑)、うーん、雲行きがあやしくなりましたぞ。
 
 

追記5月16日(土)
 その後の文科省の通知を見ていると、今年度中は禁止、ということではないようです。だいぶ表現を変更してきました。昨年度までと同じ形式で行うのはさすがに無理そうですが、感染が広まっていない状況なら運動会・文化祭・修学旅行、そのどれも行えるかもしれません。最終判断は、どうやら市教委&市長になりそうです。
 
 
 

成績・評価について

 そして、成績・評価について。
 

 
 「令和2年4月10日付け文部科学省初等中等教育局長通知」??? 探してきました。該当箇所は以下のとおりです。
 

 
 チェックすべきはやはりココでしょう。
 

(2) 学習評価への反映
 新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒に対しては、指導計画等を踏まえながら家庭学習を課し、教師がその学習状況や成果を確認し、学校における学習評価に反映することができること。
 家庭学習の学習状況及び成果の把握に当たっては、例えば以下のような方法が考えられるところであり、児童生徒の発達の段階や活用する教材等を踏まえて、これらを適切に組み合わせて行うこと。

<学習状況及び成果の把握の方法の例>
・ワークブックや書き込み式のプリントの活用
・レポートの作成及びそれに対する教師のフィードバック
・ノートへの学びの振り返りの記録
・登校日における学習状況確認のための小テストの実施

 教師による確認については、電子メールやFAX等を通じた提出、パソコンやタブレット端末等による個別学習が可能なシステムによる学習履歴の確認、テレビ会議システム等を活用したオンラインでの確認、登校日や学校に登校できるようになった後における対面での学習状況の確認等を通じて行うことが考えられること。

 
 休業中とはいえ、今は1学期の真っ最中。であるならば、ひとりひとりの成績をつける必要があります。つまり、家庭学習のようすを「学校における学習評価に反映する」必要があるわけですな。

 言い換えれば、この休業期間中に学校から出されている課題は、すべて学校の先生方がチェックして、5段階評定につながるということです。
 

こんなのテキトーにやっとけばいいや

 
 なんてやってると、あとで痛い目を見ることになるでしょう。出された課題はちゃぁんとやった方がいいですぞ。こんなことも書いてありますから。
 

 また,任意の登校日における学習活動について,学習指導通知の4と同様に,一定の要件を満たす場合には,学校の再開後に再度授業において取り扱わないこととすることができること。なお,一部の児童生徒への学習の定着が不十分である場合には,別途,個別に補習を実施する,追加の家庭学習を適切に課す などの必要な措置を講じること。

 
 「任意の登校日の学習活動」という文言の解釈ですが、登校日には課題を提出するものですから、つまり課題として家庭学習した単元は学校で授業をやらなくてもヨシ!、ということです。これについては以前このブログでも特集したとおり。

 特に3年生のみなさんは、今取り組んでいる課題は受験勉強でもあるということになります。冬になってから復習しなくてもいいように、今のうちにきっちり仕上げてしまいましょう。
 
 

 ここまで書いて気づいたのですが、どうやら文科省のえらい人は、9月から仕切り直して新年度を始めようなんて考えてないみたいですな。大阪府知事や東京都知事へのアンサー。このまま今年度はやりきるからね、ということをアピールするために全国に通知を出したのかもしれませんな、ふむ。
 
 
 
 
 

 以上、初等中等教育局長の通知についてのお話でした。体育祭も合唱コンクールも修学旅行もナシになるとは・・・おのれコロナめ!

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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