9月スタートだと中学校はこうなるけれど・・・

なまはげコラム

 
 
 
 なまはげおじさんです、こんにちは。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 聞きました? なんでも、国内の学校を9月スタートにしようかと文科省が探っているとのこと。今日のブログはこの話題の特集です。
 
 
 

9月スタートだと中学校はこうなる

 かつではムラ社会の共有物としての位置づけだった学校。農繁期(田植えや稲刈りの時期)には大きな行事を入れないようにしてきました。

 そのあたりも踏まえつつ、9月スタートにシフトすると中学校はどのようなスケジュールになるか、シミュレートしてみました。あ、君津市バージョンですので他地域の方はピンとこないかもです。

 この地域では、体育祭・合唱・予餞会(=3年生を送る会)が、中学校の三大行事。中でも特に難しかったのが体育祭の実施時期です。真冬にやるものではないですもんね。いろいろ考えてみました。
 
 

1学期 9~12月

 
 三大行事のひとつである合唱を1学期に移設しました。新クラス立ち上げを、掲示物づくりと合唱の両輪を回しながら進めていくイメージです。もう1週早くてもいいかな。

 1学期前半に大型連休がないので、中間テストを復活。それに合わせて修学旅行を後ろに倒してみました。京都が1年で最も混雑する紅葉の時期を、ギリギリ避けたつもり。

 現行の流れでは支部総体は1学期末なので、このスケジュールでもそうしてみましたが、12月の寒い時期に大会をやるのもねぇ・・・(特に野球とテニスね)。暖かい時期がよいのでしょうが、そうしてしまうといつまでたっても3年生は引退できなくなってしまいます。ムズカシイな。
 
 

2学期 1~4月

 
 現在体育祭は2学期第2週にやっていますが、インフルエンザの流行もありますし、真冬に震えながらやるもんじゃないだろうということで3月末に移してみました。暖かくなっていいのですが、ちょっと遅すぎますよね。現実世界で言えば、11月末に体育祭をやるようなものですからね。本当にこうなったら、3年生も保護者も3年担任の先生方も「いいから勉強しようよ」ってつぶやきそう(笑)。

 学期末の3年の先生方は、三大行事である体育祭が終わるやいなや、期末テスト採点→年間評定確定→校内推薦会議→三者面談最終回という進路ものが目白押しになります。デスマーチになっちゃいますな。体育祭はもう1週くり上げたほうがよさそう。あと、丸一日やるのではなく、午前中だけにするなど短縮すべきかも。
 
 

3学期 5~8月

 
 期末テストの位置がまったく3学期の末になっていない件。1・2年生の期末テストは、3年生の公立入試の日にぶつけるのがいいのかな。

 しかしまぁ何と言いますか、入試が梅雨どきですかぁ・・・。自習室の生徒に差し入れるお菓子にカビが生えてないか気をつけなきゃですな。入試会場では休憩時間のたびに洗顔してリフレッシュしよう、なんて声をかけることになるのかな。

 蒸し暑い日本での夏の卒業式をイメージしてみましょう。真夏の支部総体の会場で卒業式を行うようなものですよね。
 灼熱の体育館、全開にした窓、式辞の途中で熱中症で倒れる来賓、汗と涙の全体合唱、化粧崩れとたたかう保護者のみなさん、・・・何という地獄絵図か(笑)。
 
 
 

 さて、中学校の年間行事予定を実際に組んでみました。

 感想は、やろうと思えばできそうだ、ということでしょうか。「あ、もっといい案を思いついた」という方は、stay home の暇つぶしにぜひスケジューリングに挑戦してみてください。
 
 
 

今年やるべきなのか?

 さて、9月に新年度スタートは十分可能であることがわかりました。いろいろ細かな障害はありますが、やろうと思えばできそうです。

 しかし、今年やるべきなのかといえば、私は違うと思います。

 今年度のスタートを9月にしようという考えは、公教育の公平性を保つために47都道府県が足並みをそろえてというのが大前提です。9月になれば日本全国どこも学校を再開できるはずだということですね。しかし、そもそもそれが難しいと思うのです。新型コロナウイルスの流行は、第何波になるかはわかりませんが、おそらく9月以降も日本のどこかで続くと思われるからです。

 ある県は休校措置を延長しているが、隣県では予定どおり9月にスタートした、というニュースを見ている自分を想像できますもん。これなら今と変わりがないですよね。だったら現行制度のままで、子どもたちのために何ができるかを考えた方がいい。

 私はそう思います。
 
 
 
 
 

 以上、9月に新年度スタートすることについての特集でした。もっと時間をかけて練り上げていくべきものだと思います。今年あわててやるべきではない。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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