新高校3年生は「悲劇の世代」か

なまはげコラム

 
 
 
 こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 この記事は、別の日の投稿から加筆して移設したものです。「あれ、このお話、前に読んだような・・・?」という気がしたら、それは気のせいではございません、よく気づきましたな(笑)。
 
 
 

新高校3年生は「悲劇の世代」か

 新高校1年生について、以前私はこのブログの中で「運命の世代」と呼びました。やたらと災害に襲われてとても気の毒だったからです。高校の入学式も簡素化されてしまうだけでなく、しばらく学校閉鎖になってしまいましたし・・・。

 気の毒なのは、新高1だけではありません。

 新高校3年生がもう本当に大変になりそうなんです。
 
 

新高3の学習面

 まず、高校の授業。

 千葉県も、県立高校は4月いっぱいお休みになりました。全国的に年度初めに学校閉鎖になります。こうなると、まともに授業時数を確保できるのかという根本的な問題に目が行きます(これは小学校も中学校も同じ問題を抱えていますな)。夏休みの短縮案を具体的に打ち出している自治体もありますし、おそらく千葉県もそうなることになるでしょう。前年度の未習単元のこともありますし、新年度も教科書指導が終わらないのではないかと心配です。
 

 次に、大学入試。

 この冬の入試から大学入試制度が大きく変更される予定なのですが、さて、この大混乱の中で本当に入試改革を強行するのでしょうか。一部報道によるといまだに「学校外で英検を受けてきてね」なんて構想があるようですが、いやいや、そんなのこの状況ではまずムリですぞ。

 かといって、入試改革を延期するのかというと・・・「やっぱりセンター試験をもう1年だけやることにします」なんてこと、さすがに現実的ではないですよね。この問題、着地点が見えません。おそらく、夏が近づく頃になっても、「大学入試改革どうしよう!?」と混乱したままなんじゃないでしょうか。
 

 新高3は、学習面が本当に大変になりそうです。
 
 
 

新高3の部活動

 部活動のお話を。

 私に言わせれば、高校の部活動は大きく2つに分けられます。『青春を満喫する部活動』と、『進路を意識した部活動』です。

 たいていの部は、『青春を満喫する部活動』です。活動そのものを仲間といっしょに楽しみます。ゆるかったり活発だったりといった差こそあれ、あくまでも部活動は学校生活の一部という位置づけです。きっと思い出をたくさん作れることでしょう。

 それに対して、いわゆる強豪校は、さまざまな中学校のスタープレイヤーを集め、チーム内の競争を促しレベルアップを図り、大会では常に勝利にこだわります。なぜ結果にこだわるかといえば、全国大会などで活躍することで、大学への推薦入学やいい企業への就職を狙うことができるからです。勉強は苦手でも、あるスポーツがとても上手であれば有名大学に進学できるのです。ちょっと意地悪な表現ですが、強豪校は『進路を意識した部活動』をしているということです。大きな大会で実績を残そうと、3月の閉校期間に「闇部活」を強行したところもあったようです(進路もかかっているので、保護者もストップをかけづらいみたいです)。
 

 さて、現在困っているのは、『進路を意識した部活動』をしている強豪校の部員・顧問のみなさんです。

 急速に全国的にコロナ禍が進行していますから、指導者のみなさんも「さすがに今年はインターハイ(=高校の全国大会)開催は難しいのではないか」と考え始めているようです。それどころか、インハイ予選(=毎年5~6月に行われる県大会)すら行えないのでは・・・。

 指導者は「新3年生は出られる大会がない。大会実績を得る機会がない。生徒の進路どうしよう・・・。」と悩み、部員は「出られる大会がないってことは、オレら引退させられるの?」と嘆いている、そんな強豪校もあるとのこと。きっと大学側の関係者も、翌年以降の強化計画が進まなくなって困っているのではないでしょうか。
 

 新高3は、部活動が不完全燃焼になる可能性があります

 

追記 4月18日

夏期千葉県総体、中止へ
 
 
 

新高3生のみなさんへ

 このコロナ禍がいつ治まるのか、そして学校がどのようになるのか、誰にもわかっていません。ですから、大学入試にしろ、インハイ予選にしろ、未来が読めない状況です。

 今みなさんにできることは2つ。

 1つは、家庭学習です。学校から出されている課題に取りかかるだけでは不足です。自由に使える時間が大量にあるのです、これを前向きにとらえて、ぜひ既習単元の復習に時間をかけてみてください。学校再開後の模試でジャンプアップする自分をイメージして、どうぞ前向きな気持ちで机に向かってください。

 2つめは、筋トレです。家で部活動の実践的な練習をするのは難しいと思いますが、シンプルな筋トレであれば十分可能です。いざ学校が再開されたときに、思ったように体が動かない・・・なんてことにならないように、ある程度の負荷をかけましょう。具体的な方法は動画サイトにいろいろあります、自分に合ったものを探してみてください。


 
 

 以上、新高3の学習面と部活動について見てきました。どちらのお話も、卒業後の進路に直結するものです。「悲劇の世代」となることのないよう、一日も早くこのコロナ禍が治まることを祈っています。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかにお過ごしください。
 
 
 

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