【2019】千葉県公立高校の過去問集の選び方講座

千葉県の高校入試

公民一問一答入試ver作成中のなまはげおじさんです、こんにちは。さくら塾のブログへようこそ。

 
 
 2日続けての過去問集のお話です。
 

千葉県公立高校の過去問集はこうやって使うのです
本屋さんには過去問集が並んでいますね。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。   今日は、千葉県公立入試の過去問集はこのように使うのです、というお話です。 短くまとめます。   1.解く...

 
 昨日は過去問集の使い方についてふれましたが、今日はそれ以前のお話。

 実際に書店に行くと、思っていた以上に多くの種類の過去問集が置かれていて驚いてしまいます。さていったいどれを選ぶべきなのか。選ぶ際のポイントは? 今日はそういったお話です。
 
 
 

6冊もあるのです

 現在購入可能なのは、以下の6冊です。

 選択肢が多すぎる。

 実際の書店で写真撮影するわけにもいかないので、Amazonから画像を借りてきました。
 
 

 東京学参、¥1,100(税込)。

 本屋さんでいちばん見かけるヤツですな。
 
 
 

 声の教育社、¥1,100(税込) 。

 ウンテイにコンバース、おなじみの表紙です。
 
 
 

 富士教育、¥957(税込)。

 うすくて軽いのが特徴。
 
 
 

 数英出版、¥935(税込)。

 コレ、私は見かけた記憶がないんですよ。
 
 
 

 ユーデック、¥1834(税込)。

 あふれる高級感(笑)。
 
 
 

 英俊社、¥1,045。

 コチラも置いてあるのを見た覚えがない。
 
 
 

 以上が、本日登場の6冊です。
 
 
 
 

過去問集選びのポイント

 それでは、進学塾の指導者の視点から、千葉県公立入試の過去問集、その選び方のポイントをご紹介していきます。

 チェックポイントは5つ。収録年数、リスニング、国語本文、解答用紙、そして解説です。その重要度を、△・○・◎の順で表しました。
 
 

何年分収録されているか △

 書店で6冊の表紙を見比べるとき、最初に目が行くのが収録年数でしょう。やっぱり年数が多い方がいいかなぁ、なんて考えるはず。しかし、高校入試では収録年数はそれほどこだわる必要はありません。
 

 大学入試の世界では、「●●大の過去問は最低でも10年分やっておきましょう」などという指示も確かにあります。公立高校の入試ではめったに聞かないです。毎年のように大小さまざまなマイナーチェンジをくり返しているので、あまりに昔の過去問はやっても効果薄だからです。
 

 千葉県公立入試で具体例を。

 数学の大問5はこれまで「規則性に関する問題」が出題されていましたが、今春の前期選抜では「立体図形」に変更。多くの受験生が戸惑ったはずです。

 国語の作文は今でこそ大問八で固定されていますが、読解問題に関連付けて出題された年もありました。

 英語はみなさんご存知のとおり、ここ数年リスニングの出題が増加しています。いまやリスニングだけで33点もありますからね。 

 ・・・おそらく来年2月の入試でも、受験生が「!?」と思うような小さな変化はきっとあるはず。この教科はいつもこのパターンで出題される、なんて決めつけるのは危険ですよ。
 

 というわけで、過去問集としては3~5年分ほど収録されていれば十分でしょう。
 
 
 

リスニング問題の対応は ◎

 千葉県公立入試では、英語だけでなく国語でもリスニングが出題されています。リスニング問題をどのように扱っているかは、過去問集選びの重要なポイントです。

 リスニング問題の扱いは、CD収録webの利用のどちらかが採用されています。

 CDの良さは、どこでも利用できること。wifiがなくても過去問に挑戦できます。しかし、今はCDの再生ができるモノがパソコンくらいしかない人が多数派かも。

 web利用の良さは、スマホかタブレットがあれば聞けること。ただし、こちらを利用するときは、すべての通知(電話・メール・LINEなど)を切る必要があります。

 保護者ではなく受験生自身が利用しやすいのはどちらなのか、よく考えて選択してください。
 
 
 

国語本文の著作権問題 ◎

 実はこのインターネット上には、公立入試の過去問が掲載されているページがいくつか存在します。有名なところですと、東京新聞が首都圏7都県のものをまとめてくれています。

 東京新聞;2019年首都圏公立高校入試

 しかし、著作権問題があるので、国語の説明的文章および物語的文章の本文は未掲載になっていることが多いです。

 過去問集の中にも、そうしたものがあるかも・・・。いざ解き始めて十数分が経過したとき、「次の大問には本文が掲載されていません」なんて書いてあったら、過去問集を窓の外に投げ捨てたくなるでしょ。

 国語本文の掲載については、念入りにチェックすることを強く推奨します。
 
 
 

解答用紙は別冊か ○

 数学・英語・社会であれば、ルーズリーフに解いても問題なしです。

 しかし、国語では字数制限のついた記述問題の出題があります。やはりマス目のついている解答用紙がないと、本番の予行練習にはなりにくいです。

 また、理科ではグラフを書いたり図示したりといった出題があります。この教科も、解答用紙がないと困るはずです。
 

 上記6冊の解答用紙の扱いは2つ。別冊で準備してあるか、またはwebでダウンロードし、それを印刷して利用するか。

 ラクなのは別冊のものです。余計な時間がかからないのは魅力です。
 
 
 

解説はわかりやすいか ◎◎◎

 何よりも重要なのが、解説のわかりやすさです。

 受験生本人が解説を読んでみて、「なるほど」としっくりくるものを選ぶのがコツ。保護者視点でチョイスするのではありません。あくまでも受験生本人。

 千葉県公立入試で解説が重要になりそうなのは、国語・数学・理科の3教科でしょう。いきなりAmazonで購入するのではなく、必ず書店に行って実物を見てみることが大事です。なお英語・社会は、解説が雑だったとしても、調べれば何とでもなります。
 

 ちょっと話はそれますが、国語の作文(高校ごとに採点基準が異なるので過去問集だけでは対応不可)、数学の関数および図形(実は解き方は複数ありその中の1つだけが過去問集に掲載されている)、理科のグラフ問題・計算問題(解説がわかりづらい!)などは、過去問集の解説だけではいかんともしがたいところがあります。

 過去問集の解説だけで100%解決できると思わないほうがいいです。積極的に学校や塾の先生に協力を求めましょう。その際、「私はこう考えたのですが、ここからが解説を読んでもわからなくて・・・」とノートも一緒に渡すと、より的確なアドバイスをいただけるでしょう。
 
 
 

6冊の比較

 はい、久しぶりの表を作っちゃうおじさんですよ。Amazonの商品情報ページから読みとれることを参考にしてまとめてみました。
 
 

 
 
 くり返しになりますが、保護者が独断で購入するのはやめたほうがいいです。必ず書店に受験生本人を連れていき、解説を読ませて、それから決めさせてください。
 
 
 
 
 

 以上、千葉県公立入試の過去問集についてのお話でした。
 
 
 

できれば地元の書店で購入したいです。がんばろう、千葉県。それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

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