やっぱり日比谷高校の校長先生はすごいなぁと思ったお話

なまはげコラム

さぁ予防接種ざますよ。ぶっさされてきます。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。

 
 来年度(つまり現高2の代ですね)から大学入試センター試験が廃止され、新たに導入予定だった英語の民間試験。いろいろなところから現実的ではない施策であると反対の声が上がっていました。
 
 

 そもそもどうして大学入試センター試験を廃止することになったのかが、この業界の端っこにいる私でさえさっぱりわかりません。短期間に多人数の受験生を一気にさばくなら、あの方式がいちばんよいと思うのです。何十年も積み上げてきたノウハウやデータといった有形無形の資産もありますし。

 とっても賢い文科省職員のみなさんがどうしてこのようなおかしなことをしたのか、どなたかわかりやすく教えてください。できれば新書でお願いします、買いますから。
 
 

 さて、当初は英語民間試験を強行する腹積もりだった安倍内閣もさすがにこれはアカンとなったようで、とうとう導入の延期に舵を切ったようです。

 おそらく、今日1日(金)に、萩生田大臣が延期を発表するものと思われます。

 予定では、今日から受験に必要な「共通ID」発行の申し込みが始まることになっているため、ストップをかけるとしたらまさにこの日しかないということのようです。
 
 

 一部報道によると、東京都立日比谷高校の武内校長が延期を受けて、「きちんと準備してきた高校としては大いに迷惑である、ふさけるなと言いたい」とコメントなさったとか。

 進学校に通う現役高校生が反対運動の先頭に立っていたことなどもあって、武内校長の発言には多くの批判が寄せられているようです。
 
 

 しかし、私はこの武内校長のコメントに大変感心しました。
 
 

 全国に進学校はたくさん存在しますが、その校長先生たちの中で、『きちんと準備してきた』と言いきれる方が、いったいどれだけいらっしゃるのか。
 

 このブログを読んでくださっている方の中で、県千葉・千葉東・木更津の生徒や関係者がいらっしゃったら、校長先生や英語科の先生に感想を尋ねてみてください。「良かった」「ホッとした」という声が多く聞かれるのではないでしょうか。それが当たり前だと思いますし、実際私もさくらっ子OBのことを心配していたのでホッとしています。「せっかくきちんと準備してきたのに」なんてことは、そうそう言えることではないですよ。

 この英語民間試験の導入については、情報が錯綜し、いったいどのような形になるのかいまだにモヤがかかっているかのような状況です。現高3生については、浪人する可能性を見越して今のうちに来年の英検の申込みをしなければならないとさえ言われています。意味がわかりませんよね。

 そんな中でも必要な情報を手繰り寄せては、自校のスタッフと話し合い、決断し、指示をして、生徒が困ることがないようにと新制度に向けて『きちんと準備してきた』武内校長。

 これが東京都のトップ校の指導者か、私立の中高一貫校と進学実績で渡り合う公立高とはこういうものなのか、と身震いしたのです。
 
 

 千葉県内の公立高校は、大学入試の新制度に向けてどのように対応しようとしていたのでしょうか。なんだよ、せっかく『きちんと準備してきた』のに、そう悔しがれるリーダーはどれくらいいるのでしょうか。

 そんな感想を持った次第。

 
 

 さて、萩生田大臣からの正式な延期発表を待つとしますかね。
 
 
 

これセンター試験続行になったりするんでしょうかね。それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

この記事についてのコメント

  1. 日比谷高校は東京グローバル10に指定されています。
    生徒一人当たり1万5千円の補助があるので準備できて当然です。
    日比谷なんて都会のど真ん中だから交通費や会場なんてそんなに考えなくてもいいし。

  2. 「日比谷高校は東京グローバル10に指定されています。
    生徒一人当たり1万5千円の補助がある」
     
    存じております。
     
    コメントありがとうございました。