【平成31年度版】平均点の推移で考える千葉県公立入試

千葉県の高校入試

こんにちは、なまはげおじさんです。県教委ではなくテスト会社が入試データを発表しました。どうなってるんだろう???

 昨年度のようすについては、以下の記事でご確認ください。

【平成30年度入試】公立入試一本化への助走 2018年冬の入試を振り返って【過去データ】
いつまでたっても県教委のサイトに入試の総括が掲載されません。待ちくたびれたので、現高2の代の過去記事をリライトします。2018年冬の入試はこんな感じでした このブログの内容は、すべて昨年の冬の入試についてのお話です。 ...

各教科の平均点と5科計

 データを見る前に、まずは旧ブログに掲載したこちらの資料をご覧ください。
 
 

 
 
 今年2月13日、前期選抜初日の翌朝の新聞記事のコメント抜粋です。

 
※3年さくらっ子のみなさんへ

 気づきましたか?
 異なる分析の書かれた教科がありますよ。

 みなさんの入試のときにも朝刊各紙にこのような特集が掲載されますが、その分析が正しいものとは限りません。問題作成のプロでさえ見誤ることがあるのです。前期選抜翌朝のこうした新聞記事は、あくまでも参考程度にながめるくらいで十分です。精神的にふり回されてはいけませんからね。
 

 
 さて、分析した各社の意見が分かれた国語と理科。
 結果やいかに???
 
 

 
 
 だれだ前期の平均点は300に近いなんて言ってたのは(プンスカ)。ほぼ280じゃないか。

 ご覧のとおり国語は大きく下がり、社会は上がった、が正解でした。
 
 

 ・・・しかし、英語の標準偏差(=得点の散らばり)の24.5が目をひきますね。他教科に比べると、高得点のグループと、まったく得点できなかったグループとにはっきりと分かれているということです。県教委のデータ待ちになりますが、おそらく正規分布を大きく逸脱したフタコブラクダのようなグラフになっているのでしょうね。
 
 

 2019年総括は、県教委のデータ待ちのため、ここでいったんおしまいとします。
 
 
 

5科計平均点の推移

 さて、5科計の推移はどうなったかな。
 

 

 
 
 ふむ。
 昨年度(前期と後期の平均点が逆転した)が異例だっただけのようです。これからは前期も後期もほぼ同じくらいの平均点になると予想しましたが、そんなことはなかったですね、例年並みに戻りました。
 

 この冬の入試(=令和2年度前期選抜)も、平均点は280~300点あたりになるのでしょう。ちょっと高いなぁという感じです。上位校の先生方は、もうちょっと難しい出題にしてくれないと差がつかなくて困るなぁ、と嘆いていらっしゃるのではないでしょうか。
 
 

前期選抜・教科別平均点の推移

 前期選抜の教科別の平均点についてもグラフにしてみました。過去6年ぶんです。
 
 

 
 
 黄色いラインを塗ってみました。
 55点。

 グラフをながめていて、県教委は平均が55点になるように問題を編集しているような気がしたのです。私がそう感じただけで、そのような秘密情報をつかんだわけではありませんよ。

 しかし、そんなにおかしな数値ではないと思うのです。合格・不合格を判断する立場で考えてみるとわかります。

 平均が55点を大きく上回ると、上位校の受験生の得点が軒並み90点前後になって差がつきにくくなります。また、その逆になってしまうと、今度は下位校の受験生がみんな30点前後になってこれまた合否判断が難しくなります。
 

 そう考えると、55×5教科=275点あたりが、望ましい5科計平均なのかもしれません。
 
 
 

前期選抜の国語

 ここからは、教科ごとに平均点の推移を見ていきます。
 まずは国語から。
 
 

 
 
 この教科は、平均点をコントロールするのが難しいのでしょうね。

 H27の48.5点は明らかに低すぎ(=難しくしすぎ)ですし、H30の63.2点はあまりに高すぎ(=簡単にしすぎ)です。

 いずれも、翌年に55点近くに戻せているのがスゴイ。

 この教科は、前年度に比べて平均点が10点近く変わることがありますが、55点という数値を意識してグラフをながめてみると、それほど驚くことではないと思えるはずです。
 
 
 

前期選抜の数学

 
 
 
 H26から4年連続で難しい出題が続きました。

 平均が50点を割り込むほどになると、上位校の受験生でも80点に届かなかった人が多かったはず。ちょっと難しくしすぎちゃいましたね。

 H31の54.5点は、ちょうどいい結果と言えるでしょう。
 
 
 

前期選抜の英語

 
 
 このグラフだけ見ると、英語はうまいこと出題できているんだなぁ、55点に近いもんなぁ、と考えてしまいますが、・・・そうでもないんですよ。

 この教科だけは、得点分布のグラフが異様なのです。グラフの掲載やなぜそうなるのかといった考察については、また後日。
 
 
 

前期選抜の理科

 
 
 この教科だけグラフの動きがえらく派手ですね。出題者である県教委のイメージと、受験生の実際の得点力とに、小さくない差異があるようです。

 H26とH28は明らかに難しくしすぎてしまいましたね。翌年の戻しがえげつないものになっています。

 H30とH31は反対に易しすぎました。県千葉や千葉東あたりは、多くの受験生が90点台だったんじゃないでしょうか。

 令和2年度入試では、55点あたりに戻すことができますかどうか。
  
 
 

前期選抜の社会

 
 
 平均点のコントロールという意味では、この教科がもっともうまくいっているようです。ただ、英語ほどではないですが、社会も得点の散らばりがひどいんですよね。そのあたりもまた後日の特集でふれることにします。
 
 

令和2年度入試はどうなる? 

 以上、公立入試のデータ特集でした。

 県教委がデータを公表してくれたら、また続きを書いていきます。

 最後に、今日まとめてみたデータを参考にして、現中3生が挑む令和2年度入試をイメージしてみます。

 前期選抜の平均点は、各教科55点、5科計275点くらい。後期選抜は、各教科60点、5科計300点くらいといったところではないでしょうか。

 そんなに大きく外れることはないでしょう。
 
  

うわーん・・・このブログを書き終わったタイミングで、県教委がデータを公表したぞ(泣)。続きを書かなきゃ(号泣)。

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